"【文房具を語る】"カテゴリーの記事一覧
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いや、別に哲学的なことを語ろうというのではなくて。
性能、品質、デザイン、価格、どれをとっても世界一と呼んで差し支えない日本製の文房具を愛する小生ですが、雑貨屋に並ぶいわゆる輸入文具が嫌いなわけではありません。
むしろ、そこに一種の癒しを感じることもあります。
チェコのコヒノール。
スペインのミラン。
ドイツのリラ。
品質だけではない、性能だけではない、何かもっと別の魅力を持つ文房具たち。
お洒落だから使っている、というわけでなく。
でも、お洒落だと思うからこそ購入し、持っているのもまた事実で。
何というか、うまく表現できないのですが、彼らは「たまに縋りたくなる安息の地」というか、息抜きのための存在なんですよね。
使っていて、ホッとするもの。
肩の力を抜いて、ゆるゆると使うもの。
だから、字を書く時は、あまり彼らは登場しません。
落書き、いたずら書き、ラフスケッチ。
そういう、らくーな気持ちでさらさらと描く時だけ、登場するのです。
Moleskineライティングを習慣化することによって、字を書くという習慣はかなりつきました。
次は、絵を描く習慣を取り戻したい。
中学や高校の時は、授業の間に教科書の余白に様々な落書きを描いたものです。
ああいう、楽な気持ちでの絵を、また描きたい。
それも、自分を縛り義務化して「これを描け!」と強いるのではなく、ごく自然に、手からすらすらと絵が描ける状態に戻したい。
そんな時、パートナーになるのは、国産の高性能な0.5ミリシャープなのではなく、こういった雑貨テイストの筆記具たちなのかもしれません。 -
2011年09月23日から25日の二泊三日で、北海道に行って参りました。
父が孫であるダイノジに「飛行機に乗せて、旭山動物園でペンギンを見せてやる」と約束したのが事のきっかけでした。
颱風一過の良い天気の中、ダイノジは人生初の飛行機で旭川へ。
初日はそのままホテルで一泊し、翌日は朝から大興奮の旭山動物園!
ペンギン観たり。
あざらし観たり。
ホッキョクグマ観たり。
もちろん、それ以外の動物もばっちり。
この旅には、小生のトラベラーズノートも参戦しました。
はじめて旅に出たトラベラーズノートには、思い出の切り抜きやスタンプがぺたぺたと貼られ、捺されてています。
もちろん、旅先で書いた徒然などもびっしりと。ええ、びっしりと。
そして翌日、帰京です。
楽しかった二泊三日はあっという間でした。
さらば、旭川!
帰宅してみたら、今回出番のなかったキャップレスがインキ漏れしていました。
フライトによる気圧の変化でしょうか。
ただ、内部だけであり、シャッターで閉ざされた外部にはいっさい漏れ出していませんでしたので、これはキャップ式におけるペン先からの雫と同様にごく自然な出来事なんだろうと思うのです。
そして、キャップ式並に外部にインキ漏れしないキャップレスに、改めて感心したりもしたのでした。 -
現在使っているMoleskine Pocketが、残り12ページとなりました。
うまくいけば、今週中に終了の予定です。
2006年に使用を開始してから5年で5冊。
決して多い方ではないですよね。
ほぼ1年に1冊のペースで消費しています。
使用方法は、ほぼ「日記」です。
その日に起こった出来事や雑感を適当に書き連ねていきます。
それ以外には、小説のネタを書いたり、ブング・ジャムのネタを書いたり、クレジット払いしたレシートを貼ったり、映画の半券を貼ったり。
それほど特筆されるべき使用法を持っているわけではありません。
毎日書いているわけでもありません。
「日記」という言葉を使いましたが、今風に言うと「ライフログ」ってことになるんですかね? きっちりと日記を書いているのではなく、自分という読者に向かって書いているだらだらとしたエッセイ、みたいな感じで。
内容はだらだらですが、文字は出来る限り綺麗に書きたいと思っています。
「書きなぐる」というのが嫌いなので、罫線を守ってできるかぎりきっちり書き込みます。行頭が揃っているのが美しいと思うのです。字詰めしたい病とでも言いましょうか。
Moleskineを使い始めたきっかけは、文具王でした。
彼の著作を読み、実際に友人としてつき合い始め、自分に足りないのは「(考えたことを)書くこと」だと思ったのです。
楽しく書く、記録を取る。そのために最適な、持ち運べて愛着が湧き、使用後は本棚に並べて同じサイズを十数年後もキープできる可能性を持った手帳──それがMoleskineだったのです。
そして1枚目に購入日、購入場所、価格を記載。
実際のはじめての記事は、同い年の友人の葬儀の連絡でした。
1冊目は波乱に満ちたスタートを切りました。
友人の突然の死。
そして、彼からまるで魂をもらったかのようなタイミングでの、長男の誕生。
出産に付き添いし、そこで起きたことを詳細にメモしたページは現在でも小生の宝物であり、その後のMoleskineライティングの基礎となりました。
書いて記録することの楽しさ。
否、手で書くこと自体の楽しさを、Moleskineは教えてくれたのです。
導入時に理想はありました。でも本当は、別にMoleskineでなくてもよかったのです。
Moleskineより優れた手帳はたくさんあります。
Moleskineの「伝説」に興味はありません。
Moleskineの様々なラインナップにも食指は動きません。
Moleskineの紙質について悩み、いろいろな手帳やノートを購入し、平行して使ってみたのもまた事実です。
ただ。
1冊目のこの「生と死」の出来事がなければ、Moleskineも小生の文房具ライフでは定着しなかった可能性があります。
結果的に、小生はMoleskineを使い続けています。
このサイズに、この手触りに、この紙質に、他に代え難い思い出が詰まっているのですから。
すでに6冊目はAmazonで購入済みです。
ハード黒表紙のポケットサイズにしか興味はありません。
これが小生の「外なる脳」です。
Moleskineが製造中止になるまで、おそらくこのまま年に1冊のペースで消費していくのでしょう。
ゆるゆると。
だらだらと。
そして、きっちりと。 -
マスキングテープを貼ってから字を書く、というシチュエーションは今後ますます増えるのではないかと思うのです。
もともとマスキングテープとは、塗装時にその部分だけ塗りたくないから隠す、そのためのマスク用仮止めテープなわけで、その表面は通常のセロファンテープなどよりもインキを弾く力は強いはず。ガムテープ並み、とまでは言わないかもしれませんが、そのつるつる度はなかなかのものです。
当然、ここにペンで字を書こうとしたら、使えるのはそういう局面が得意なペンに限られてしまいますよね。
水性のペンはまずアウト。ゲルインキも駄目でしょう。油性ボールペンもうまく乗りませんね。安心してお薦めできるのは、パイロットのマルチボールくらいでしょうか。パーマボールがカタログ落ちした今となっては、貴重な万能筆記具です。
油性マーカーでも、こういう局面が苦手な製品はたくさんあります。またパイロットになりますが、「ガムテープの上に書いても弾かない」を売りにしている「コイピタインキ」を搭載したツインマーカー(細/極細)なら安心して使えますよね。
でも。
ツインマーカーのデザインはやっぱりいわゆる普通の油性マーカー。決してマステを持ち歩く文房具女子の筆箱に似合うデザインではありません。
そこでマスキングテープマーカーの登場ですよ!
……巻いたらおしゃれになるかなーと思ったら、単なる子供の悪戯になってしまいましたorz
まあ、もともと小生にはそういうデザイン的な才能はないわけですし、マスキングテープを巻いたってかわいくはならないですよね。
さらに、細側のキャップを極細側に差す関係上、嵌合する部分にはマステを貼ることが出来ずかなりの惨状に。
これはやはり、ちゃんとしたメーカーがマスキングテープマーカーを出すべきだと思うのです。
それも、弾くことのない最適なインキを搭載した油性マーカーで。
小生はおっさんだからツインマーカーのデザインのままでも持ち歩きますが、やはり女子はそういうデザインも選びたいのでは? -
今回は残念ながら出展できなかったブングテン4ですが、ダイノジを連れて遊びに行くことはできました。
見切れてますが、ダイノジといっしょ(笑)
今回はいつもの旧小学校職員室での展示の他に、給食室でのトークライブもあったりしました。
ダイノジがいっしょだったのでそちらの参加は控えたのですが、いやあ、聞くより喋りたいですよね(笑)
壁新聞は小生も執筆に参加させていただきました。題字と文房具クイズを二問。いい経験でした。
展示の内容もワークショップがあったり文房具交換があったり。
なかなかにバラエティに富んだブングテンでした。
そして外ではみちくさ市の他の本を売る皆さま同様に、ブングテンメンバーによる「ブング店」も展開。やっぱり文房具って買いたいですよね!
で、ブング店で購入したのは、前回のカルカルで買い損ねた、あの三菱トンボ鉛筆と現行のコーリン色鉛筆の「赤青鉛筆スペシャルセット」。
ブングテン内で行われていた文房具交換会でゲットしたのは、マークスのマスキングテープポーチとマスキングテープのセット。
これはいつかは欲しかったものなので、たいへん嬉しかったです。
小生が持ち込んだ文房具の数々は、いったい誰の手に渡ったのか……たいへん興味があります。
いずれにせよ、楽しい展示をありがとうございました!
次回はもっときっちりお手伝いさせていただきますね!
