"【文房具を語る】"カテゴリーの記事一覧
-
6月13日(土曜日)、お台場にあるライブハウス「東京カルチャーカルチャー」にて、超絶消しゴムコレクターまゆぷ〜さんのコレクションを可能な限りお披露目するトークライブ「消しゴム見せまショー!」が開催されます。
2015年3月24日に放映された「マツコの知らない世界」にて、「おもしろ消しゴムの世界」を披露されたまゆぷ〜さん。
その消しゴムをカルカルで大量ご紹介!
進行役は我らがミスター駄文具、きだてたく。
小生も「まじめな消しゴム考察」でスライドを披露する予定です。
ひる12時開場、12時30分開演です。
高校生以下は、何と前売り特別価格1,000円で入場可能です!
チケットはイープラスまたはチケットぴあにて近日発売予定です。
さあ皆様、6月13日はお台場でぼくと握手! -
店頭に並び始めたフリクションスタンプキラー、プチデコラッシュ。
個人的には「消しゴムで剥がすことができる」ことに興味がありました。
なので、今のところ使い道が見つからないまま、矢印柄をひとつと専用消しゴムをひとつ購入。
とりあえず、手許にあるデコラッシュと他社の消しゴムを交えて、消え方などを試してみようかと。
用意したのは、こんな感じです。
用紙はコクヨの5×3カード、シカ-30の裏面です。
デコラッシュのサンプルは2種類。
・プチデコラッシュ「矢印」
・デコラッシュ「万年筆とインク瓶」
消しゴムは4種類です。
・モノ消しゴム(トンボ鉛筆)
・マルスイレーサー(ステッドラー)
・Arch(サクラクレパス)
・デコレーションテープイレーサー(プラス)
ひとつずつ試してみました。
まずは定番中の定番、モノ消しゴム。
あまり剥がれていませんね。
続いて、マルスイレーサー。
モノ消しゴムより硬いタッチだったのでもしや……と思ったのですが、やはり剥がれません。
次はArch。プチは削れてきましたが、剥がし切ることはできません。
そして専用消しゴム、デコレーションテープイレーサー。
プチは完璧に剥がれました。
見事です。
で。
なんであえて5つめを残してあるかというと──
もっと完璧に消える消しゴムがあったからなんですね。
写真は静岡県のインクオリジナルスリーブが巻かれていますが、中味はトンボ鉛筆のモノスマートです。
力が入れやすいこともあって、プチはおろかオリジナルデコラッシュも綺麗さっぱり削り落としています。
結果として、専用でなくとも剥がすことは可能でした。
ただ、どんな消しゴムでもいいわけではないようです。
また、用紙によって、あるいはその他の条件によって、剥がし具合に違いが生じる可能性もあります。
専用は専用らしい、綺麗な剥がし方ができます。
そして蛇足かもしれませんが、もちろん鉛筆やシャープペンの筆跡もよく消えます。
プチデコラッシュは単体で持ち歩くより、ペンケースに他の筆記具と混載する可能性が高い製品です。
恐らく、その筆箱には消しゴムが入っているでしょう。その消しゴムを、シャープや鉛筆の消しゴムとして問題なく使えるデコレーションテープイレーサーに交換することはさほど困難だとは思えません。
「プチデコラッシュのせいで消耗品が増えた」と思わせないこの戦略は、なかなかいいところを突いていると思います。
まだまだ筆箱の中は面白くなっていきますね。 -
5月17日(日曜日)は恒例のブングテン!
雑司ヶ谷にある旧高田小学校にて行われる、文房具に関連した展示とワークショップが開催されるわけですが。
今回も小生、こんな出し物を執り行います。
「中島重久堂TSUNAGOで鉛筆を繋ごう」
日本一の鉛筆削りメーカー・中島重久堂の開発した、短い鉛筆を削って組み合わせることで最後まで鉛筆を使い切ることのできる画期的な製品「TSUNAGO」。
最初期のネット販売が注文者全員には行き渡らず、4月下旬現在まだ店頭販売も行われていない本製品ですが、そのコンセプトの素晴らしさ、そして鉛筆そのものを再評価する動きは感銘を覚えます。
今回のワークショップは以下の条件で開催いたします。
【開催日】
2015年5月17日(日曜日)
11:00〜16:00
【開催場所】
ブングテン19会場(東京都豊島区雑司ヶ谷・旧高田小学校)
【開催内容】
「TSUNAGO」を使用して、短くなった鉛筆を繋いで1本にします。
【参加費】
無料
【申し込み方法】
30分に2名、合計20名をメールにて予約受付いたします。
詳細はいただいたメールに返信差し上げますので、まずはお気軽にご連絡下さい。
メールアドレスは画像に記載されておりますので、クリックして画像を拡大表示した上でお確かめ下さい。
【諸注意】
・鉛筆は各自ご持参下さい。こちらでは数を用意することができません。「もったいないので、短くなった鉛筆を繋いで使おう」というワークショップですので、今回はこの作業のために切った鉛筆を用意することはいたしません。
・繋ぐための鉛筆は5センチ以上の長さが必要です。
・芯の太さが3ミリ以下の鉛筆は繋ぐことができません。
・鉛筆の直径が7ミリから8ミリの、木製の鉛筆をご用意下さい。金属、樹脂、ゴムつき鉛筆、紙巻鉛筆は繋ぐことができません。
・2本を繋いだ状態で一般的な新品の鉛筆(約18センチ)を超えてしまうと使いづらいばかりか、接合面に思わぬ力がかかり危険を伴うことがあります。
・年齢に制限はありませんが、小学生以下のお子様は保護者の方がお手伝いをして下さい。根気よく行う作業が含まれます。
・「TSUNAGO」は切削作業を行う工具であり、皆様が想像するような「鉛筆削りの進化した便利グッズ」ではありません。作業には慣れが必要です。可能な限りのご説明は差し上げますが、失敗がありえますことをご了承ください。
・作業の中で、尖った鉛筆を握って作業をする場面があります。怪我にはご注意下さい。
・削った鉛筆芯の粉末で手が汚れます。ご了承下さい。
・持ち時間の中であれば、何本でも鉛筆をお繋ぎいただけます。
それでは皆様、5月17日はブングテンでぼくと握手! -
今日はダイノジ(小学三年生)といっしょに中央線沿線のんびり旅。
行く先はやっぱり文房具店が中心なのですが、今日はちょっとだけ変化球なども交えて。
まずは西荻窪。
開店早々のトナリノへ。
木曜の訪問時に買いそびれてしまったペン立てを購入です。
続いて吉祥寺。
ヨドバシカメラでダイノジの大好きな「大怪獣ラッシュ」をプレイし、新しく持ち運び用の軽量三脚を購入。
限界まで空かせたお腹で、武蔵境へ向かいます。
武蔵境駅北口前、中華料理の店・東大楼へ。
きくらげがでかくて量が多いことで有名な玉子キクラゲ焼きそばと、山盛りの肉カラアゲで満腹になりました。
ダイノジも大人用のチャーハンをぺろりです。
あまりに満腹すぎて苦しくなり、ふたりで東小金井駅までは徒歩でてくてく。
いい天気の中、たいへん気持ちのいい散歩ができました。
そこから一駅、武蔵小金井駅までは中央線で。
駅を降りて、さらに徒歩で進んだ先は──
ご無沙汰致しております。
中村文具店です。
ダイノジとのコンビでお伺いするのは、実に1年4ヶ月ぶり。この時以来です。
こちらはゆっくりじっくりお話などお伺いしながら、気になる製品を購入。
あと、取り置きをお願いしていたものもゲットです。
電人ザボーガーの鉛筆はもう本当にどうしても欲しいブツだったので、小躍りしてしまいました。
小生どうしてザボーガー、スペクトルマン、マシンマンの3つには目がないのでしょう。
バラ鉛筆は、什器に刺さっていて興味深かったものを。
コーリンNo.212は「かきかたのえんぴつ」という箔押しと爽快なライトグリーンの軸色に惹かれて。かわいいですよね。
杉並区の硬筆書写鉛筆ではないかと言われているゴールド軸の「高級書写鉛筆 文書館謹製」は6Bあたりでしょうか。かなり柔らかい鉛筆です。
TOSYôSYOKEN-SUISENと彫られているのですが、としょーしょけんは東京都小学校書写研究会のことですね。都小書研の推薦鉛筆があった、ということですか。ググってもズバリが出てこないので、残念ながらこれ以上のことは判りません。
秋田書店の名入れ鉛筆はメーカー不明ですが、「発行所 東京=秋田書店=神田」「BôKENô “冒険王”」「SHONEN CHAMPION “少年チャンピオン”」と3面に箔押しが施されているのが素敵でつい。
週刊少年チャンピオンが週刊少年ジャンプより人気があった時代なんて、今の子たちは想像すら出来ないでしょうねえ。
で、鉛筆ダース箱みたいなものに入っている謎の「三菱アルミ」が──
これです。
アルミニウムのはちまきですね。
後ろはゴムバンドで、ベルクロで長さを調整する仕様になっています。
装着すると、おでこがかなりひんやりします。
で、これは何かと申しますと。
「エヂソンバンド」という名前の商品があります。
医学的、科学的な根拠は特にないのですが、昭和初期から存在する「頭を冷やすと頭が良くなる(!)健康増進器具」の一種ですね。
これはその亜流というか、真似商品というか、そういうものです。
今を去ること35年ほど前──中学生の時、初めて母親に連れられて東京に行ったときの事です。
渋谷か新宿で買ったポップカルチャー雑誌(誌名失念)にこのエヂソンバンドの記事があり、いつかは欲しいと思っていたのです。
ついに手に入れました。
今ではこれが単なる人間用ヒートシンクであることは明白なのですが、まさに「中学二年の時に欲したものを今回収している」感じがたまらなく楽しいです。
中村さん、1年以上もお取り置き本当にありがとうございました!
人間用ヒートシンクは文房具ではありませんが、文房具のように「人間の性能をエンハンスする道具のひとつ」です。だから、中学二年生の小生は憧れたのだと思います。
文房具が好きになったのも、やはりこの頃の「もっといい文房具、自分に合う文房具に出会えれば、もっともっと自分のポテンシャルを引き出すことが出来るはず」という青い妄想が原点であるのは間違いありません。
小生の文房具好きは、青春時代の回収でもあるのです。
だから、文房具はやめられない。
子供の頃に観たアニメや特撮作品の話もやめられない。
当時聴きまくったラジオの話題も、その時期だけ填まっていた洋楽(当時は「ポピュラー」って言いましたよね)の話もやめられない。
高尚な話など、何もないのです。
あるのはただ、記憶に蓄積され、発酵された「想い」だけです。
まあそれでもノスタルジーだけに生きるのは面白くないので、新製品もがんがん試して行く。
そこに、自分の相棒を捜し求める。
それだけの話なのです。
本当に、それだけなのです。 -
通勤路から離れた、中央線沿線。
たまには違う道を行くのもいいものです。
今夜の散歩は西荻窪。
会社帰りにふらっと降りて、ダイノジのお風呂に間に合うように帰宅するまでの、正味1時間。
本当はもっとゆっくりしていきたいのですが、今日は二軒だけお邪魔して参りました。
閉店セール中だった、いずみ文具。
お久しぶりの、トナリノ。
どちらも滞在時間は短かったのですが、店内をじっくり観て参りました。
購入したのは、この3点です。
いずみ文具では、「紙のミルフィーユ」シリーズから、Note block。
かなり商品が消えて寂しくなった店内で、こいつだけがガラスケースの中からこちらに語りかけてきたんですよ。
「ねえ、買わないの?」って。
大きく、分厚く、そして繊細でしなやかな紙製品です。
18センチ四方、350ページのノートを、今からどう使い倒そうかとわくわくしております。
トナリノではリラの展示をしておりましたので、やっぱり買い物はリラで。
これはデッドストックの鉛筆ですが、消しゴムは劣化してしまっているので切ってあるのだとか。
最初っからこういうお洒落鉛筆なのかと思ってしまいますよね。
それと、買おう買おうと思ってなかなか手が出なかったリラの鉛筆補助軸を。
10年くらい見かけては手に取り、うーむと唸って棚に戻し、をしていた製品だったので、まあここで自分に引導を渡してしまうのもいいかな、と思いまして。
小生が補助軸を使う理由の一つは「鉛筆は大人の手には細い」なので、リラの補助軸のようなグリップ部分が鉛筆と変わらないタイプは使っても納得がいかないのでは、と思っていたんですね。
でもまあ、帰宅して、いま一番短くなっている鉛筆を挟んで使ってみると、これはこれでいいんですよね。
駆け足でしたが、更けゆく西荻窪を後にしました。
またゆっくりお邪魔したい街ですね。
