"【文房具を語る】"カテゴリーの記事一覧
-
昨日から、健康増進のために万歩計の歩数を集計し始めました。
一週間ほど前から会社の健保より支給されていたので、毎日着けて会社を往復していたのですが──困ったことに完全内勤で座業オンリーの小生、まっすぐ帰宅してしまうと8,500歩ほどしか稼げないことが発覚しまして。
休日ももちろん歩数稼ぎのために歩かねばならないのですが、問題は通勤での歩数です。
確実に稼げるはずの通勤でこの体たらくでは、一日1万歩の目標はなかなか達成できません。
というわけで、寄り道をすることにしました。
今日の寄り道は、丸善丸の内本店です。
まあ要するに、いつも通りぶらぶらと文房具を見て回っていたんですね。
すると、見慣れぬパッケージに見慣れた製品が。
見て、おっ! となって、パッケージを持って、気づけばレジに並んでいました。
ひとめぼれってあるんですね。
小生にしては珍しいことです。まったく躊躇しないって。
パイロットの油性ボールペン、クーペです。
クーペじたいは新製品でも何でもありません。確か2009年発売だったかと。
中のケースもかっこいいです。贈り物としても見劣りしません。
何が惹かれたのかと言いますと、実はクーペのラインナップにフルブラックはないのです。
現行のカラーバリエーションに黒軸は存在するのですが、口金やクリップ、ノックノブはシルバーなんですよね。
フルブラック、実にかっこいいです。
貼られているシールが大胆ですが、このシールの色も実は好きです。いい青だと思います。
そしてフルブラックになって、初めて気づいたことがありました。
ノック前には、ノブにインジケータが出ています。
これ、ノックするとなくなるんです。
後で調べたのですが、現行品のクーペにもある仕様でした。
ただ、現行品はすべてがシルバーのノックノブだったので、ぜんぜん目立たなくて気づかなかったんですね。
というわけで、ギフトパッケージ仕様のものにしか入っていないフルブラックのクーペはめっちゃかっこいい、というお話でした。
インキも安心のアクロインキで濃くなめらかですし、これで1,000円(税抜)です。死角のない製品だと思います。
自分用にもいいですけど、これなら安心して贈り物にも選べますよね。 -
というわけで、小生が関わった、あるいは関わりのある文房具ムックとか展示とかがえらく集中しているのです。
時系列に並べていきますね。
・2014年9月11日
きだて氏の『愛しき駄文具』が発売になりました。
日本一の、いや世界一の「役に立たない文房具関連書籍」ですね。
写真がとにかく素敵で掲載内容も驚きの駄文具ばかりなので、ぜひお買い求めください。
やたらと眼鏡付箋が登場しますが、この付箋に目を描き込んだのは小生です。
何カ所出ているか数えてみよう!(^_^)
・2014年9月18日
こちらは小生は直接関わってはいませんが、納富さんの責任編集ということで、従来の文房具ムックや男性向けファッションムックとは一線を画する出来になっている本です。
『大人のカバンの中味講座』──書名だけでわくわくしますよね。
もう、池永画伯の描かれた伊澤さんの表紙だけでも買い! 買いですよ!
そして中味の充実具合が半端ないです。いろいろためになりますね。
・2014年9月19日
小生が記事協力した『MONOQLO 2014年11月号』が発売になりました。
小生が直接アイテムを選んだわけではありませんが、協力したページにはやはり小生の色が滲み出しています。
他の文房具ムックとはちょっと違う、最新の製品だけを追いかけたわけではない独特な切り口をお楽しみください。
・2014年9月20日
前述の『愛しき駄文具』出版を記念しまして、東京カルチャーカルチャーでトークイヴェントが行われました。
出演者は写真左から、司会のシンスケ横山カルカルプロデューサー、著者のきだて氏、デイリーポータルZの林ウェブマスター、そしてイラストレータのべつやくさん。
たいへん充実した駄文具タイムでございました。
・2014年9月20日
同日、あの幻の名著が復活いたしました。
『筆箱採集帳』がパワーアップして凱旋です。
出版社が変わり、6名の新しい筆箱が加わり、「増補改訂版」として書店に並んでいます。
以前の版をお持ちの方にもう一度購入を、とまでは申しません。
絶版状態で入手が困難となり、欲しかったのにお手元に届かなかった方には、ぜひご購入をお願いしたいと思います。
ブング・ジャム名義では唯一の書籍です。作った本人が言うのも烏滸がましいとは思うのですが、数ある文房具書籍の中でも異色の一冊であり、購入して損のない内容だと自負しております。
・2014年9月21日
豊島区雑司が谷にて、みちくさ市が開催されました。
同時に廃校である旧高田小学校で、われわれ文房具マニアが展示とワークショップを行うブングテンも開催されました。
小生は「組み継ぎ自由帳を作ろう」というワークショップを行いました。
結果、20名の方に組み継ぎ自由帳を楽しんでいただくことができました。
お越し頂きました皆さま、本当にありがとうございました。
いろいろ詰まった9月でした。
ここまで集中すると、何か意味があるような気がしてきます。
みなさまもこの秋、文房具を様々な方面からお楽しみいただければ幸いです。 -
2015年もまた、手帳はコクヨのジブン手帳を使い続ける予定です。
身体が「みっしり書き込む」ことに慣れましたし、24時間バーチカルは書いていて楽しいですし。
この「楽しい」が人それぞれだから、この世にものすごい数の手帳があるんですよね。
で。
来年で使用して4年目になるジブン手帳ですが、今年はそれに変化が起きました。
サイズ違いが登場したのです。
その名も、ジブン手帳mini。
オリジナルが「変形A5スリム(縦方向がA5判サイズ、横方向がB6判サイズ)」だったのに対し、ジブン手帳miniは「変形B6スリム(縦方向がB6サイズ、横方向がA6判よりやや幅広)」に。
文字通り、一回り小さくなったわけです。
中味は変わりありません。レイアウトも、コンテンツも、すべて同じです。
唯一、方眼の大きさだけが違います。
今回は中味のレビューはしません。
何せ使っていませんので、使い勝手を語ることができません。
話題にするのは、革カバーのほうです。
小生はジブン手帳を使用するにあたって、中野の旅屋に革カバーの製作を依頼しました。
自分の使い勝手を最大に盛り込んだ、贅沢な仕様の革カバーが出来上がったのが、2012年8月15日でした。
名を《ケラウノス》と言います。
取り出しやすさを考慮し、内部の名刺入れ部分を斜めにカットしたのですが、そこを《稲妻》に見立て、「ゼウスの雷(いかずち)」を意味する《ケラウノス》と命名したのです。
あれから2年。
《ケラウノス》にも、新たなステージがやって参りました。
ジブン手帳miniの発売に伴いまして、《ケラウノスmini》を製作依頼いたしました。
オリジナルに重ねてみました。
高さ、幅とも、確かに一回り小さくなっています。
ただ、厚さに差はありません。そうですよね、同じ紙で同じページ数なのですから。
外部ポケットにハガキを入れて、サイズ感を出してみました。
特に高さ方向のサイズの違いが判るかと思います。
ジブン手帳はよく「大きい」と言われますが、このminiのサイズであるならば、かなりのユーザーのニーズを吸収できるのではないかと思います。
表2に装備した稲妻カットの名刺入れは、《ケラウノス》と全く同じサイズです。使い勝手を損なうことなく、綺麗に納まっています。
表3はポケットを設けるスペースがないので、スリットのみです。
ハガキを刺してありますが、これ以上奥に入れることはできません。
《ケラウノスmini》もまた、小生のブランドであるPOWERTACと旅屋のコラボレーション商品です。
ロゴがふたつ入っております。
革カバー、DIARY、LIFE、IDEAとフリクションボール3のフルセットで、作戦全備重量は415グラムでした。
ちなみに、同条件のオリジナルの作戦全備重量は575グラムでした。
一回り小さく、コンテンツは同等で、160グラムも軽い。
これはもしかしたら……と思わないでもありません。
でも実際には、書いてナンボが手帳の常。
特にオリジナルには、miniにはないサイズ上の利点があります。
1. オリジナルのサイズはA4判3つ折りサイズとの親和性が高い。A4用紙を折って持ちはこぶのに便利。また、小生が運用している「puo+ジョッター」システムを内蔵できる
2. A5判のノートや他のバインダーなどといっしょに持ち歩くとき、サイズが合うので持ちはこびやすい
3. 面積が大きい分、書き込みしやすい
いずれにしましても、平行運用してみて、結果を出したいと思っております。
そしてジブン手帳miniにも丈夫で便利な革カバーを使ってみたい、と思われている皆さまに──旅屋にて、mini用革カバーの予約が開始されております。
よろしければ、リンクを辿ってご覧になってみてください。 -
9月21日(日曜日)は雑司ヶ谷にあります旧高田小学校にて、文房具の展示とワークショップを中心とした「文房具ファンのための集い」ブングテンがございます。
今回でもう16回目です。
小生も何度かお邪魔し、またブースを出させていただいた経験があります。
小生が行っていたのは、文房具の展示や試筆会でした。
基本的に不器用なので、ワークショップの講師になるなどというのは無理な話です。ただ、お客様といっしょに何かを作る、文房具を使って楽しむワークショップ形式に、常に憧れを抱いておりました。
誰でも作ることのできるものはないか。
お客様と、文房具について語り合いながら、簡単に、安全に、安価に作ることができるものはないか。
この夏、小生はついに出会いました。
それが、前回のブログで書いた「組み継ぎ自由帳」だったのです。
この組み継ぎ自由帳を作るのに必要な道具は、たったこれだけです。
・紙(A4判)8枚
・カッター
・カッター定規
・カッターマット
・マスキングテープ
A4判の紙を半分に折り、折った線に沿って切り込みを入れます。
1枚は、中心に。
上下から29.5ミリ離れた中央部に、151ミリ×0.5ミリの溝を切り込みます。
残りの7枚は、上下に。
30.5ミリの切り込みを2本。
コツがあるとすれば、この切り込みの部分だけです。
あとは中央に穴が空いた紙のスリットに、7枚の紙を折らない程度に曲げて通し、そっと拡げるだけ。
これで、ホッチキス要らずの32ページ自由帳の完成です。
お好みに合わせ、背の部分にマスキングテープを貼って下さい。飾りでもあり、補強でもあります。
このコツの部分が小生を悩ませました。
そこまで正確でなくてもいいとは言え、やはり測って切る必要があります。
さらに言えば、0.5ミリのスリットを、万人が綺麗に切り込むことができるでしょうか。
ムスメ(19才・女子大学生)に試してもらいました。
「切るの、案外難しくね?」
とのこと。
何度か練習することができれば別ですが、初チャレンジで成功しないと、100円を支払ったことに納得がいかないこともありますよね。間違いなく。
なので、今回はこんなものをご用意致しました。
これは何でしょう。
そうです。
専用のカッティングテンプレートです。
アクリルショップはざい屋さんにお願いして、特注で製作していただきました。
まずは中央に切り込みを入れる用紙を選びます。
A4版の紙を半分に折り、折り目をつけて拡げます。
紙の上からテンプレートを置きます。
折り目にテンプレートの溝を合わせ、151ミリ×0.5ミリのスリットを切り込みます。
残りの7枚は、テンプレートを交換して上下に切り込みを入れます。
同じようにA4判の用紙を半分に折り、折り目をつけて拡げます。
折り目にテンプレートの溝を合わせ、上下に30.5ミリの切り込みを入れます。
あとは7枚の紙を束ね、折り目がつかないように軽く丸めて、中央にスリットを持つ紙に差し込みます。
拡げて慣らして完成です。
お好みでマステなど貼りますと、個性的な一品に仕上がるかと思います。
紙は色や素材などを変えて数種類用意させていただきました。マスキングテープも無地もの、柄ものなど十数種類を持参予定です。
もしよろしければ、9月21日の日曜日、雑司ヶ谷まで遊びにいらしてください。
展示もワークショップも盛りだくさんです! -
9月21日(日曜日)は雑司ヶ谷でブングテン16です。
小生、はじめてワークショップで参加させていただきます。
お気軽に遊びにいらしてください。
「組み継ぎ自由帳を作ろう」
他故壁氏はじめてのワークショップは、この夏ちょっと話題になった「組み継ぎ本」。
ホッチキスを使わず、完全にフラットに開くことのできる小冊子を組む「組み継ぎ本」は、考案者である前田年昭さんが「コピーレフトである」と宣言しております。
この組み方じたいに興味を持った小生は、まずはこの組み方の楽しさ、面白さを皆さまと共有したいと思い、今回は無地の紙を組み継いで自分だけの自由帳を作る、というワークショップを開催することにいたしました。
カッターで指定の部分にちょっと切り込みを入れるだけ。
あとは差し込んで、組む。誰にでも簡単に作ることのできる、自分だけの「組み継ぎ自由帳」を手軽にお楽しみいただけます。
A4判の紙を8枚使い、A5判32ページの自由帳を作ります。紙は何種類か持ち込みます。自由に選んでいただいて結構です。最後に背の部分にマスキングテープで飾りつけて、できあがりです。
8枚の用紙とマスキングテープの組み合わせを、1冊100円でお楽しみいただけます。
簡単ですよ。いかがですか?
