"【文房具を語る】"カテゴリーの記事一覧
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会社帰りにハンズ銀座へ。
またしこたま買い込んでしまいました……。
・ハイタイドのビニールブリーフケース 渋い茶色
・リヒトラブのB5サイズクリアホルダを2枚
・パイロットのフリクションボールスリム038の替芯・青と緑
・パイロットのシャープ芯グラファイト0.5mm2B・ココルルシャープ芯カバーつき
・マルマンのニーモシネライトA5判 無地と方眼
・マークスのED!T 二週間お試しサンプル
・トンボ鉛筆のユラシャ
今回の目玉はこれ。
トンボのユラシャです。
シャープペンシルとしてはごく普通の、グリップのラバー部分がやや大きい(オルノとイメージがダブりますね)シャープです。
書き味や書くための機能は、まあ特筆するほどのこともない、300円の太軸シャープとしては標準的な商品です。
ただ。
何が面白いってこの商品、「ころがらない」のです。
ボディに印刷された「YulaSha」マークの裏側に重りが入っていて、ころりと机の上に投げ出すとボディが勝手にマークを上にして安定します。
起きあがりこぼしのように、ゆらゆらと揺れて──最後にはマークと転がり防止の突起が上を向くのです。
机から落としにくく、授業中にも便利──いや、まったくその通りですね。
傾斜している場所でも、転がり防止の突起が効いてブレーキをかけます。
書き終えた後、机にシャープを放り投げる癖のあるひとには朗報と言えます。
最初その噂を聞いた時には「いや、そこまで玩具っぽい機能はどうかと」「第一、筆記具としての重心はどうよ」と思ったものです。
こうして手にして書いてみると、重心の問題は特に感じられません。筆記に影響の出るような重りではない、ということでしょうか。
そして、書いた後に机に放り投げたくなるのです。
ほいっ。
ころり。
……ぴたっ!
これ、意外といいですよ。
面白いですし。
色は敢えて目立つキューカンバーにしてみました。というか、なぜキュウリ……。
いちばん性に合っているグラファイトの2Bに替芯も換装しましたので、しばらく使ってみたいと思います。
こういう商品がひょいっと出てくるあたり、トンボ鉛筆はあなどれません。 -
ひさびさにたくさんの文房具が集まりましたよ!
それもみんな自分にとっては必須なものばかり!
……そんな目で見ないでください。
本当にみんな使っているんですから。
まずはこちらから。
・宇田川一美先生の新刊『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)
・ぺんてる エナージェルユーロ035
・ミドリの手帳 santinaにぴったり! 旅屋本革製品 丸タックゴムバンド
宇田川先生の御本は本当に可愛らしくて、しかも実用性に溢れたまさに「正しい文具術」。さっそくムスメがむさぼるように読んでいました。
いまにわかに巻き起こる他故家のエナージェルブーム(笑)そういえばユーロは店頭での試し書き以外では使ったことがなったので、近所のスーパー改装前大バーゲンの4割引で購入。
santinaは素敵な手帳なのですが、やっぱりゴムバンドが欲しい──といくつかバンド製品を買って試してきました。たぶんこれがベストマッチなのではないかと思っています。
愛用していきたいですね。
で、次も4割引で購入。
・オルファ キリヌーク〈透明軸〉
製品発売当初に買って、しばらく使わなかったのでムスメにあげたのですが、一時期やめてた新聞をまた取るようになってから切り抜きの必要が出てきまして。
のちにラインアップされた透明ボディタイプを購入です。
あと、これはいただきもの。
・PILOT CORPORATION OF EUROPE フリクションボール
国内版よりも柄がかっこいいと思うのは小生だけでしょうか……。
それと、厳密にいえば書籍なのですけど、小生にとっては文房具の一種なのがこちら。
・谷川俊太郎『好きすきノート』(アリス館)
中は谷川翁の質問に読者が答えて空白を埋めていく、「NOTE」と「BOOK」を共存させたまさしくNOTEBOOK。
右綴じで開くと大人への質問、左綴じで開くと子供たちへの質問になっています。
これをダイノジといっしょに埋めていくのが、今から楽しみです。
そして、これも入手。
・ニトムズ STALOGY 書けるふせん
フィルム付箋って、ペンを選ぶ素材を使ってますよね。
水性ペンやゲルボールペンは弾いちゃったり。
油性ボールペンが乗りにくかったり。
でも、ニトムズのフィルム付箋は乾きこそ遅いですけど、乗らなくて不満というペンはないようです。
手許にあるエナージェル、コレト、万年筆、鉛筆、アクロボール、どれも問題なく書けました。
特にこの5ミリ方眼のタイプは今までにない使い勝手で、方眼好きにはたまらない仕様となっています。「あらゆるところにTo Do」みたいな使い方もできます。それでいて下が透けて見えるので、手帳や地図に貼ってタスク管理するのも面白いかもしれません。
あと、黒いのに「書けるふせん」って謳っちゃうニトムズの気が知れないですね。いい意味で。
そして、今もっともホットな文房具システム構築の話題です。
・デルフォニックス ビニールブリーフケース VC01-Y(左)VC03-BR(右)
いや、単に「ニーモシネライトをデルフォニックスのケースに入れて持ち歩こう」ってだけなのですけど。
ニーモシネライトは軽くて重宝しているのですが、この2点が元祖ニーモシネと違って惜しいと思うのです。
1)表紙が紙なので、持ち運ぶうちに擦れて印刷がはげてしまう
2)リング式と違い書いた紙を背面に移動できないので、次を書く時に前の紙を切らざるを得ない
で、ケースの登場と相成るわけです。
ケースに入れて保護すれば、表紙の擦れも最小限に抑えられます。
同時に、書き終えて切った紙を入れておく場所も確保できますよね。
縦型はほぼニーモシネライトA5と同寸。
横型はひとまわり大きいので、こちらは一緒に筆記具を入れておくことも出来ます。
ああ、充実の文房具ライフ。
でも、文房具は飾りじゃありません。使ってナンボです。
実戦投入して、実り多き知的生産を獲得したいものですね。 -
とても特殊な文房具なので、いらない人にはまったく興味がないとは思うのですが、小生のような人間は買わざるを得ないというインガオホー(注)な製品が出てしまいました。
空想ラボ「Deng On ウルトラマン」シリーズです。
『ウルトラマン』という空想科学番組について、説明が必要でしょうか。
1966(昭和41)年にTBSで放送されたこのテレビ番組についてご存知ない方は、ぜひこちらでまず全容を把握してみてください。
そのウルトラマンと敵対する怪獣や宇宙人たちが、番組のオープニングでは影絵として表現されています。
今回のDeng Onでは、この影絵が再現されています。
第一回の発売は、まず三種類。
「ウルトラマン」
「カネゴン」
「バルタン星人」
カネゴンは『ウルトラマン』ではなく、前作『ウルトラQ』の怪獣ですが、人気怪獣で『ウルトラマン』OPの影絵にも登場しています。
バルタン星人は『ウルトラマン』第二話に登場し、ウルトラマンの世界観を代表するまでになった人気宇宙人ですね。
Deng Onは、キーボードの隙間にカードを立てることによって伝言メモの紛失や未読を防ぐアイディア商品です。
いままでは動物柄が多かったのですが、こういう加工なら大歓迎ですよ。
しかし……
うちはAppleのWireless Keyboardなんですよ。
キーに厚みがなくて、カードを起てることが出来ません……。
我が家ではたぶん使い道のない今回のウルトラマンDeng On。
でも、間違いなくコレクターズアイテムですよね。
第二弾はまた人気怪獣が待ちかまえています。
「ギャンゴ」
「アントラー」
「ガラモン(ガラダマ・モンスター)」
うむ。待ち遠しい!
20枚で819円(税込)とたいへん割高な特殊メモですが、買わざるを得ないですよね。
ホント。
(注)インガオホー:小説『ニンジャスレイヤー』における、因果の結末。避けることの出来ない結果。 -
ISOTで一目惚れし、店頭に出る日を心待ちにしていた、ミドリのすてき手帳santina。
なかなかその姿を見かけなかったのですが、10月10日、ようやく伊東屋本店4階で発見しました。
ただ。
6色あるうちのどれを買うかが決められない!
迷いっぱなし!
時間もないし、どうしよう!
えい!
全色買っちゃいました。
表紙はオランダ製のレザーペーパー。
つるつるしてすべすべして、それでいてしなやかで耐久性に優れた用紙[santina]は、まさにこの手帳の顔です。
中の用紙は、日本が誇るミドリのMDペーパー。
うす水色の細かな点線で引かれた5ミリ方眼が美しいです。
小口の三方向を表紙と同色に染める技法には感服します。中の紙にいっさい塗りむらがないってホント凄いです。
santinaのロゴ部分は塗られていない紙の色なわけですが、もう超絶技巧としか言いようがないですね。
中の方眼罫は紙の端まで到達しておらず、横17マス×縦27マスの方眼紙に外枠があるようなデザインになっています。小口を塗るための制約だったのかもしれませんは、これはこれでsantinaの個性に一役買っているデザインだと思います。
表紙に封入されているチューリップは、初回限定の表紙用紙[santina]製しおりです。
オランダの象徴ですね。
santinaは現在使用しているモレスキンの使用後にその地位を譲られる存在になるので、今回は記入インプレッションはなしで。
MDペーパーの書き味はよく知っています故。
で、明けて11日。
文庫カバーが欲しくて、可変式ブックカバーを求めてハンズ銀座へ。
こちらは在庫があるのを判って向かったので、色目も悩むことなくスムーズに買い物が出来ました。
ベアハウスのフリーサイズブックカバーです。
文庫を読んだ後に単行本を読む予定だったので、可変式でないといけなかったのです。
装着は簡単です。中の本に合わせて布を折ったあとベルクロで位置調節し、あとはぐるっと巻くだけ。
で。
これだけ買ったなら問題はなかったのです。
でも。
さすが公式アカウント自らが「それが魔窟クオリティです(* ̄艸 ̄)グフフ♪」と言うだけあって、素通りできないものを並べて待ちかまえていましたよ。
Bicボールペンのキャップを模ったペンスタンドです。
こんなん卑怯やわ。
うっかりしますやん。
すてきすぎですよ。
手許に一本もオレンジBicがないのが残念なくらいです。
買ってこようかな、イージーグライド。
雑貨屋じゃなくてハンズ銀座ってところがまた「やられた!」感バリバリですよね。 -
変わらぬスタンダードもまた美しく、時に目新しく感じるものです。
ミドリのダイヤメモは1961年生まれ。今年51歳です。
歴史あるダイヤメモは少しずつ姿を変え使い勝手を向上させ、いまでもポケットに忍ばせるリングメモの代表的な商品として絶大な人気を誇っています。
ブランドの指名買いでなくとも、気づけば一度は使っている──そんなさりげない存在ですよね。
そのダイヤメモが、当時のシングルリング仕様を再現したリミテッドエディションを発売しました。
表紙は1961年当時の世相を現した図案。
トヨタ初の大衆車バブリカ誕生、ガガーリンの「地球は青かった」、ケネディ大統領就任演説、そしてマン島TTレースでホンダ初優勝──。
小生も生まれる前の話ですが、総てが輝いていた時代だったのだなあ、と。
そして、ダイヤメモよりお兄さんの手帳があります。
こちらは企業ロゴ以外はマイナーチェンジらしい変化もない、まさに歴史の生き証人。
そう、コクヨの測量野帳です。
1959年生まれの地味な専門ノートだった測量野帳ですが、近年、「測量」とも「野帳」とも関係のない、薄くて丈夫でスタイリッシュな手帳として様々な場面に登場する機会も増えましたよね。
で、今回小生が注目したのは、今週末──10月8日で会期が終了する、東京現代美術館の「特撮博物館」での発見でした。
会の目玉の一つである短編映画『巨神兵東京に現わる』を撮った樋口真嗣監督が、今回の短編映画を撮るに際してラフスケッチを測量野帳スケッチブックで描いているんです。
野帳の1ページ分が、ちょうどハイビジョンサイズをイメージさせるんですよね。
これはいいです。
レイアウトを考えるのに最適ですよね。
しかもスケッチブックですから、そこに多少の水彩を乗せても問題なし。
この方法は真似してみたい、と思いました。
ダイヤメモと測量野帳。
新製品だけでない、日本の文房具の底力とでも言いましょうか。
なくなってほしくないスタンダードのひとつです。
