たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

よみがえるオートマック男
男、は余計でしたね(笑)

パイロットからオートマチックシャープ「オートマック」復活のしらせを受け、いそいそと銀座伊東屋に行って参りました。
銀色に輝くオートマック、ゲット!
手許にある先輩オートマック「AUTOMAC E500」と並んで記念撮影です。

オートマック1

オートマック2011は「Automac」を名乗ってはいますが、どちからというと先祖はオートマチックシャープ

オートマック2

AUTOMAC E500のようにノックノブすらなく、芯タンクに芯が入っている限りは延々と芯が出続ける怪物シャープではなく、オートマック2011はごく普通の「ダブルノック式オートマチックシャープ」です。
どうしてもオートマックというと、こういう怪物的性能があるんじゃないかと思ってしまうのですが、残念ながらそういう変化球や魔球は投げてきません。

オートマック3

小生、ぶっちゃけて言えば、いわゆるオートマチックシャープというジャンルが苦手です。

芯を保護するパイプが芯の減りともに紙に接地して下がり、ペンを紙から放すと少しだけ芯を繰り出して戻る。それがオートマチックシャープの基本性能なわけですが、この「パイプが紙に当たっている」というのが大嫌いで。

芯が当たっているのとは違うひっかかりや重さを指が感じるわけじゃないですか。かりかりとした芯の気持ちよい書き心地とは異なる、異質な重さ。
これが苦手で、オートマチックシャープは買っては使わず箪笥の肥やし、みたいな状態が永く続いたのです。

オートマック4

だから、この窮極オートマチックシャープであるAUTOMAC E500も、ほとんど使ったことはありません。
なのに、何故また同じ機構で芯を繰り出すオートマック2011を買ったのか?

ノスタルジーもあります。
ダブルノックのシルバー軸が欲しかったのも事実です。
でも、もしかしたら、この21世紀に再設計されたオートマックなら、小生の嫌いなオートマチック機能もリファインされ、気にならなくなっているかもしれないと思ったからです。

ひさびさに0.5ミリのシャープペンシルを日常の基幹に据えることが出来るかもしれません。
筆記に、描画に、よろしく頼むよ! オートマック!


追記:オートマック2011もAUTOMAC E500も、最初から芯を長めに出しておけば、パイプが紙に接地することなく書く続けられることが判明しました。たった今。書き較べしてみて。
この30年間、悩みに悩んでいたオートマチック嫌いはいったい何だったのでしょうか……!

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コメント

1. オートマックE500について

オートマックE500をお譲り頂けないでしょうか?
また、お譲り頂けるとしたら、おいくらでしょうか?

Re:オートマックE500について

たいへん申し訳ありませんが、私物の販売は行っておりません。
ご了承願います。
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