たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

「敷く捺す快適論」から「文房具自分史」へ
ボーナスが入ったら買おうと心に決めていた文房具があります。
今日、それを入手しました。
嬉しいです。心から。



シヤチハタの「シクオス」です。
ひねって開けるふたの部分が印鑑マットになっている優れものです。



こんな感じでぺたり、と。
自宅で銀行印を捺すときに使おうと思って買ってきたのですが、それ以外にもスタンプや篆刻印など、けっこう「何かを捺す」シーンってあるんですよね。
カラフルなスタンプ台でおしゃれにまとめることは能力的にも難しいですが、朱肉を捺すなら小生にもできます。
なんだか捺していて、めっちゃ楽しくなってきましたよ。

印鑑マット部分は決して軟質素材というわけではなく、指で押してもへこんだりはしません。
印面をきっちり捉え、滑らず確実に捺せる、そんな印象です。
小生の大好きなターコイズブルーがある、というのも評価を高くしている一因です。

で。



捺してるうちにどんどん楽しくなってしまって、いっしょに買ってきたグラファイトの0.4mm2Bを土曜に買ったH-1094に入れて、同じ紙面に書きまくってみたり。

0.4ミリシャープって、小生にとって「青春の思い出」なんですよね。
詳しいことはまたいずれ時間をたっぷり取って書いてみたいと思うのですが、社会人になって数年間はずーっと0.4ミリシャープばかり使っていました。
0.5では太く感じて。
0.3では折れてしまって。
中間の0.4が一般化したとき、これぞ自分のためのシャープペンだ! と思ったものです。
油性ボールペンが好きになれなくて。
水性ボールペンは細く書けなくて。
手帳や会議メモ、漫画原稿はシャープペンでないと書けなかった時代が永かったのです。
いつシャープペンから卒業し、ボールペン一辺倒になったのかははっきりしないのですが……おそらくドクターグリップの登場あたりから、自分の中で何かが変わり始めたのだと思います。

使っていた筆記具や文房具の「自分史」を作る作業を始めないといけませんね。
思い出せるうちに、きっちりと。
その話の中で、0.4ミリシャープの話は改めてしてみたいと思います。

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