2017年7月のISOTにて、ひとつのかばんと出逢いました。
通学する中学生の身体を守るバッグ、その名も「ラクサック」。
毎日10キロを超える教科書類を持ち歩く彼ら彼女らの、未だ成長期の不安定な身体を守る工夫が施された画期的な製品でした。
ストラップは首の後ろで一体化され、バッグの中央には持ち上げる際に便利な持ち手があります。
教科書類はバッグ内で揺れないように、中でブックストラップによって固定されます。
腰に当たる位置にはバックパッドが挟まれ、衝撃を最低限に抑えます。
7月にプロトタイプが公開され、5ヶ月後の12月。
秋葉原にて、メーカーである株式会社フットマークのセミナーが開催されました。
ついにラクサックが発売になるのです。
ここで話を聴いた後、小生もラクサックを購入し、実際に一ヶ月ほど持ち歩いてみました。
これが発売されたラクサックです。
一枚目の、ISOTで展示されたバージョンと異なっている部分があるの、お判りいただけますでしょうか。
まず、全体的にやや硬くなり、置いたときにふにゃっとならない構造となりました。
続いて、反射材の素材が変わり、もっとはっきり反射するようになりました。
そして背面にある平置きの際に使用する持ち上げハンドルが、1ループから3ループに変更されました。
3つめのハンドル形状変更については理由が判らなかったので、セミナーの時に係の方にお伺いしましたところ、「ハンドルが大きいと、不意の事故や悪戯などで背後から引っ張られる可能性がある」からだそうです。なるほど、改良された3ループなら、背後から引っ張ろうにもすぐには持つことができません。
内部のブックストラップは健在です。これで内容物を揺れないように固定するだけで、肩や腰への影響はかなり軽減されます。
大人が背負っても特に違和感のないデザインですが、「中学生が、教室に着いたら内容物を総て出す」ことを重視したバッグですので、大人が欲しがる「PC用衝撃吸収ポケット」「折りたたみ傘ポケット」「充電のためのケーブル穴」などは一切ありません。
それでも、フラップのメッシュポケットやサイドポケット、フロントのチャックポケットやインナーポケットなど、収納も工夫すればまったく不自由なく日常使いが可能です。
製品自体に防水性能はありませんが、底面にはレインカバーが内蔵されており、これが取り外せない(紛失の心配がない)というのも学生用ならではかと。
中学生だけでなく、大人が使っても違和感のない本製品ですが、ここはやはりお父さんが率先して使用し、その良さをお子様に伝える、という流れがよろしいかと思います。
実際のところ、小生も通勤、プライベート、まんが大会の搬入と、ライト級からヘビー級まで様々な使い方をこの一ヶ月して参りましたが、快適に使うことができました。
特にブックストラップによる揺れの解消とショルダーストラップの密着感、腰のバックパッドが効いており、10キロを遙かに超えるまんが大会の搬入搬出も楽にこなすことができました。中で荷物が揺れないことがこんなに有効だとは!
小物の多い大人は、ブックストラップの中にスタンドポケット(A5横)を仕込んでおいて、ベルトの着脱なしに上から物の出し入れをするのがよさそうです。
定価は税込で10,260円と、決して安い買い物ではありません。
ただ、強度と実用を兼ねたメーカー製バックパックは、逆にこの価格では買えないことが多いと思います。
学校指定のかばんしか持ち込めない学校もあるかとは思いますが、中学生のお子様をお持ちの皆様、またこれから中学生になるお子様のいらっしゃるご家庭で、いちど検討してみてはいかがでしょうか。
小生は、いま小学5年生の息子の中学進学時に、ラクサックを提案してみるつもりです。学校指定の壁があって持ち込めない場合は、プライベートで彼の身体を守るために使わせたいと考えています。
通学する中学生の身体を守るバッグ、その名も「ラクサック」。
毎日10キロを超える教科書類を持ち歩く彼ら彼女らの、未だ成長期の不安定な身体を守る工夫が施された画期的な製品でした。
ストラップは首の後ろで一体化され、バッグの中央には持ち上げる際に便利な持ち手があります。
教科書類はバッグ内で揺れないように、中でブックストラップによって固定されます。
腰に当たる位置にはバックパッドが挟まれ、衝撃を最低限に抑えます。
7月にプロトタイプが公開され、5ヶ月後の12月。
秋葉原にて、メーカーである株式会社フットマークのセミナーが開催されました。
ついにラクサックが発売になるのです。
ここで話を聴いた後、小生もラクサックを購入し、実際に一ヶ月ほど持ち歩いてみました。
これが発売されたラクサックです。
一枚目の、ISOTで展示されたバージョンと異なっている部分があるの、お判りいただけますでしょうか。
まず、全体的にやや硬くなり、置いたときにふにゃっとならない構造となりました。
続いて、反射材の素材が変わり、もっとはっきり反射するようになりました。
そして背面にある平置きの際に使用する持ち上げハンドルが、1ループから3ループに変更されました。
3つめのハンドル形状変更については理由が判らなかったので、セミナーの時に係の方にお伺いしましたところ、「ハンドルが大きいと、不意の事故や悪戯などで背後から引っ張られる可能性がある」からだそうです。なるほど、改良された3ループなら、背後から引っ張ろうにもすぐには持つことができません。
内部のブックストラップは健在です。これで内容物を揺れないように固定するだけで、肩や腰への影響はかなり軽減されます。
大人が背負っても特に違和感のないデザインですが、「中学生が、教室に着いたら内容物を総て出す」ことを重視したバッグですので、大人が欲しがる「PC用衝撃吸収ポケット」「折りたたみ傘ポケット」「充電のためのケーブル穴」などは一切ありません。
それでも、フラップのメッシュポケットやサイドポケット、フロントのチャックポケットやインナーポケットなど、収納も工夫すればまったく不自由なく日常使いが可能です。
製品自体に防水性能はありませんが、底面にはレインカバーが内蔵されており、これが取り外せない(紛失の心配がない)というのも学生用ならではかと。
中学生だけでなく、大人が使っても違和感のない本製品ですが、ここはやはりお父さんが率先して使用し、その良さをお子様に伝える、という流れがよろしいかと思います。
実際のところ、小生も通勤、プライベート、まんが大会の搬入と、ライト級からヘビー級まで様々な使い方をこの一ヶ月して参りましたが、快適に使うことができました。
特にブックストラップによる揺れの解消とショルダーストラップの密着感、腰のバックパッドが効いており、10キロを遙かに超えるまんが大会の搬入搬出も楽にこなすことができました。中で荷物が揺れないことがこんなに有効だとは!
小物の多い大人は、ブックストラップの中にスタンドポケット(A5横)を仕込んでおいて、ベルトの着脱なしに上から物の出し入れをするのがよさそうです。
定価は税込で10,260円と、決して安い買い物ではありません。
ただ、強度と実用を兼ねたメーカー製バックパックは、逆にこの価格では買えないことが多いと思います。
学校指定のかばんしか持ち込めない学校もあるかとは思いますが、中学生のお子様をお持ちの皆様、またこれから中学生になるお子様のいらっしゃるご家庭で、いちど検討してみてはいかがでしょうか。
小生は、いま小学5年生の息子の中学進学時に、ラクサックを提案してみるつもりです。学校指定の壁があって持ち込めない場合は、プライベートで彼の身体を守るために使わせたいと考えています。
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