ひとつだけ言えるのは、「こういう話は書きたくても書けない」ということ。
バックにあるすべての事象(世界史における歴史的事実、いわゆるクトゥルー神と神話におけるすべての出来事、タイタス・クロウが登場したすべての短編)を「知っていながら読む」タイプの小説ですから。
それを知っているからこそ「こうくるか!」と唸りながら読み進められる。そういう小説です。
仮に判らない用語がでてきたら、「そういうことが過去あったのね」と強引にでも納得しながら、あるいは思いっきり無視して読み進めましょう(笑)
あと。
魔道探偵タイタス・クロウは「超人ではありません」。彼ひとりで邪神と戦って勝つなどありえない。そこにリアリティを感じるか物足りなさを覚えるか──そこでもこの小説の読後感が変わってくるかと。
小生ですか?
面白かったですよ。
クトゥルーの眷族と戦うのですから、魔道書コレクションを持っていてちょっと呪文が紡げるくらいのクロウが苦戦するのはあったりまえですし。ミスカトニック大学を中心としたクトゥルー殲滅組織が出てくるのもわくわくものですし。
ただ。
オチの部分を理解するためにも、先に短編集『タイタス・クロウの事件簿』を読まれることを強くお薦めします。
戦えクロウ、敵は強いぞ!
バックにあるすべての事象(世界史における歴史的事実、いわゆるクトゥルー神と神話におけるすべての出来事、タイタス・クロウが登場したすべての短編)を「知っていながら読む」タイプの小説ですから。
それを知っているからこそ「こうくるか!」と唸りながら読み進められる。そういう小説です。
仮に判らない用語がでてきたら、「そういうことが過去あったのね」と強引にでも納得しながら、あるいは思いっきり無視して読み進めましょう(笑)
あと。
魔道探偵タイタス・クロウは「超人ではありません」。彼ひとりで邪神と戦って勝つなどありえない。そこにリアリティを感じるか物足りなさを覚えるか──そこでもこの小説の読後感が変わってくるかと。
小生ですか?
面白かったですよ。
クトゥルーの眷族と戦うのですから、魔道書コレクションを持っていてちょっと呪文が紡げるくらいのクロウが苦戦するのはあったりまえですし。ミスカトニック大学を中心としたクトゥルー殲滅組織が出てくるのもわくわくものですし。
ただ。
オチの部分を理解するためにも、先に短編集『タイタス・クロウの事件簿』を読まれることを強くお薦めします。
戦えクロウ、敵は強いぞ!
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