銀座伊東屋にてようやく購入してまいりました。
サクリフラットです!
売り場には新製品ってPOPもなく、以前サクリが並んでいた位置に同じように置かれていたので、これじゃ新製品だってことに気づくひとはいないと思いますよ。まったくもう。
定価650円(税抜)は予想ドンピシャ。
そこらへんが分水嶺だろうなあと思っていたのです。
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まず、パッケージをあけてびっくりしたのは、サクリとの重さの違いでしょう。
フラットクリンチメカ、100本装填、その他様々な改良を施されたサクリフラットは大きさに比してかなり重く感じられます。
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上面からのヴューはあまり印象が変わりません。ただ、やっぱりちょっと大きいのです。
下のサクリの写真と見較べてみてください。
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ストッカ内の針の大きさで比較すると──ね。ちょっと大きいでしょ?
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100本針ストッカは健在。
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サクリフラットは100本装填を選択したため、ボディが大型化したのではないでしょうか。
写真では判りにくいのですが、レール内に黄色いプラ製のガイド「針置き台」が入ったので、針の安定度がさらに増しました。
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今回の新機能、針押さえリムーバ。かの文具王も絶賛したこの針押さえリムーバはおまけではありません。単独でも極上の機能を持つパーツです。
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針の上部を押さえて抜くので失敗が少なく、また抜いたあとの針が飛びません。優れものです。
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そして今回キモのフラットクリンチメカ。
残念なことに、サクリのあの「さくり」という極上の静穏性は失われています。
それはフラットクリンチが「下部からバネで針を押さえ込んで平らにするため」で、ストロークとスプリングアクションがある限り、この「音」はどうすることもできないのでしょう。
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フラットクリンチパーツがスモーククリアパーツで、よく見るとメカが透けて見えるってのも憎い演出です。
で、やっぱり比較対象となるのはこいつでしょう。
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プラスのフラットかるヒット。580円(税抜)の凄いヤツ。この価格はさすがプラスです。
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まずは外観から。
650円と580円の価格差は大きく、サクリフラットのデザイン性、素材の美しさ、そして何より焼き入れ加工を施した鋼材によるフレームの存在感は圧倒的です。
ただ、その分サクリフラットのほうが重いです。
次にメインの能力、貫通力ですが。
コピー用紙20枚貫通試験の結果は──困ったことに、あまり能力差がありません。
サクリフラットの方が気持ち軽いかな、程度で。
両者とも、通常のホッチキスに較べればどちらも軽いですよ。明らかに。
焼き入れ鋼材を使用しているサクリフラットに圧倒的な性能差を期待していたので、ちょっと困ったりして。
場所によっては500円を切る価格で売られているフラットかるヒット。
重厚で丈夫で、信頼の置ける老舗の最新モード、サクリフラット。
ここから先はお好みでどうぞ。
総じて、サクリフラットは素晴らしいホッチキスだと言えると思います。
過去のフラットクリンチ機のなかでも最安価なわけですし。
100本装填、針押さえリムーバ、そして100本ストッカと針置き台。完璧です。
ただ。
あのサクリの「さくり」感に惚れ込んでしまった人には、やはりフラットクリンチの「がちり」感は残念な部分でしょう。
貫通能力から言って過去のホッチキスより「軽とじ約50パーセント」(サクリフラットのパッケージより)なのは間違いないようですが、しかしサクリのあの感覚が忘れられないなら、無理にサクリフラットを買う必要はありません。
サクリの「さくり」感を捨ててでもフラットクリンチを始めとする機能の数々が欲しい! という方には大々的にお薦めします。
サクリフラットです!
売り場には新製品ってPOPもなく、以前サクリが並んでいた位置に同じように置かれていたので、これじゃ新製品だってことに気づくひとはいないと思いますよ。まったくもう。
定価650円(税抜)は予想ドンピシャ。
そこらへんが分水嶺だろうなあと思っていたのです。
まず、パッケージをあけてびっくりしたのは、サクリとの重さの違いでしょう。
フラットクリンチメカ、100本装填、その他様々な改良を施されたサクリフラットは大きさに比してかなり重く感じられます。
上面からのヴューはあまり印象が変わりません。ただ、やっぱりちょっと大きいのです。
下のサクリの写真と見較べてみてください。
ストッカ内の針の大きさで比較すると──ね。ちょっと大きいでしょ?
100本針ストッカは健在。
サクリフラットは100本装填を選択したため、ボディが大型化したのではないでしょうか。
写真では判りにくいのですが、レール内に黄色いプラ製のガイド「針置き台」が入ったので、針の安定度がさらに増しました。
今回の新機能、針押さえリムーバ。かの文具王も絶賛したこの針押さえリムーバはおまけではありません。単独でも極上の機能を持つパーツです。
針の上部を押さえて抜くので失敗が少なく、また抜いたあとの針が飛びません。優れものです。
そして今回キモのフラットクリンチメカ。
残念なことに、サクリのあの「さくり」という極上の静穏性は失われています。
それはフラットクリンチが「下部からバネで針を押さえ込んで平らにするため」で、ストロークとスプリングアクションがある限り、この「音」はどうすることもできないのでしょう。
フラットクリンチパーツがスモーククリアパーツで、よく見るとメカが透けて見えるってのも憎い演出です。
で、やっぱり比較対象となるのはこいつでしょう。
プラスのフラットかるヒット。580円(税抜)の凄いヤツ。この価格はさすがプラスです。
まずは外観から。
650円と580円の価格差は大きく、サクリフラットのデザイン性、素材の美しさ、そして何より焼き入れ加工を施した鋼材によるフレームの存在感は圧倒的です。
ただ、その分サクリフラットのほうが重いです。
次にメインの能力、貫通力ですが。
コピー用紙20枚貫通試験の結果は──困ったことに、あまり能力差がありません。
サクリフラットの方が気持ち軽いかな、程度で。
両者とも、通常のホッチキスに較べればどちらも軽いですよ。明らかに。
焼き入れ鋼材を使用しているサクリフラットに圧倒的な性能差を期待していたので、ちょっと困ったりして。
場所によっては500円を切る価格で売られているフラットかるヒット。
重厚で丈夫で、信頼の置ける老舗の最新モード、サクリフラット。
ここから先はお好みでどうぞ。
総じて、サクリフラットは素晴らしいホッチキスだと言えると思います。
過去のフラットクリンチ機のなかでも最安価なわけですし。
100本装填、針押さえリムーバ、そして100本ストッカと針置き台。完璧です。
ただ。
あのサクリの「さくり」感に惚れ込んでしまった人には、やはりフラットクリンチの「がちり」感は残念な部分でしょう。
貫通能力から言って過去のホッチキスより「軽とじ約50パーセント」(サクリフラットのパッケージより)なのは間違いないようですが、しかしサクリのあの感覚が忘れられないなら、無理にサクリフラットを買う必要はありません。
サクリの「さくり」感を捨ててでもフラットクリンチを始めとする機能の数々が欲しい! という方には大々的にお薦めします。
コメント
1. たまにはこっちにも…
とうとう発売されたのですね。サクリフラット。
サクリ感が足りないようですが、基本機能がしっかりしていて、かつ約半分の力で綴じられるなら買いですよね。何よりオレンジの発色が好印象という事で、近々実機を触って確かめたいと思います。
2. サクリ普及委員会からのコメント
同じ色でレスすると妙なので、サクリのエアスペリオリティブルーに近い色で(笑)
ホームページを見る限り9月10日発売予定となっているので、銀座伊東屋はフライング……先行発売のようです。
ぜひご自分の眼で確かめて、お好みの方を購入してみてください。