文房具ユーザー他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。
2017年12月15日から17日にかけて、東京で開催された「文具女子博」を憶えていらっしゃいますか。
その会場で、レーダー(シードの消しゴム)柄とクーピーペンシル(サクラクレパスの全芯色鉛筆)柄のキャリーバッグが目撃されていました。
その段階では「非売品」「個人のものである」「発売は未定」などと言われていたわけですが、それが本年5月、発売になりました。

企画先はクレアモード。化粧品のOEMを手がけ、特に文房具柄(レーダー、クーピー、クレパス、マジックインキ)をつけたコスメを手広く展開しているメーカーです。
そこが、自社の文房具柄コスメを運搬するケースという設定で、キャリーバッグとコスメバッグを発売したのです。
コスメを売るためのセットですので、当然のようにキャリーバッグやコスメバッグにはクレアモードの文房具柄コスメがセットでついてきます。

キャリーバッグはセットで100,000円(税別)。うちコスメが50,000円相当。
コスメバッグはセットで50,000円(税別)。うちコスメが28,000円相当。
バッグの柄は3種類。文具女子博で目撃されたレーダー柄とクーピー柄のほかに、クレパス柄も仲間入りしました。

バッグはTIMEVOYAGERシリーズを作成している安達紙器工業製。上位機種「TIMEVOYAGER PremiumⅡ」がキャリーバッグのベースになっています。

というわけで、わたしはレーダー柄のキャリーバッグを購入いたしました。



実は文具女子博のときのプロトタイプと、今回販売されたキャリーバッグは形が異なります。
ベースとなっている「TIMEVOYAGER PremiumⅡ」は、側面ハンドルが左側についています。レーダー柄とクーピー柄のプロトタイプバッグも左ハンドルなのですが、これだと側面ハンドルを持ったとき、レーダーの柄が下を向いてしまいます。
なので、この5月に販売された量産バージョンでは、側面ハンドルが右側についています。
あと、ロックパーツがPremiumⅡのゴールドプレミアムロックからStandardⅡのスタンダードロック(通称「パチン錠」)に変更となっております。



ボディはバルカナイズト・ファイバー製。軽くて強い素材です。



2輪タイプですが、スケートボードの車輪を使っているので頑丈で衝撃吸収性に優れ、実に快適な足回りを維持できます。



消しゴムを模した白い部分が小物蓋になっていて、パチン錠を外すとポケットが出てきます。小物を忍ばせておくのに便利ですね。



表面の蓋は4箇所のパチン錠で固定され(上2つのパチン錠は小物蓋用を兼用)、それぞれのパチン錠に鍵をかけることができます(鍵は同じもの)。



内容物はベルトで固定が可能です。ただ、2輪なので底面が三角形にえぐれており、平らな部分がありません。ベルトで固定できる程度の重量物(衣類など)であれば問題ないかもしれませんが、段ボールに詰め込んだ本とかを運ぼうと思ったら、この底面の三角柱的スペースに布を詰めるなどクッション機能を持った何かを入れる必要があるかもしれません。



二段式キャリングハンドルは伸ばしやすく握りやすい形状です。バッグ内部ではハンドルパーツ基部が内側に出っ張っていますが、布で覆われていますし問題はないかと思います。
上部ハンドルおよび側面ハンドルは革製で、手触りも良く持ちやすい形状です。



今日はこれで秋葉原を歩いてみました。
コントロールもしやすいですし、転がす音も静かな方ではないかと思います。
4輪ではないのでいわゆる側方持ち(身体にくっつけて側面方向に押す)はできませんが、後方確認を怠らなければ通行人の邪魔にもならないですし、いずれにせよキャリーバッグを引く場合は細心の注意を払う必要はありますよね。



今日一日で、表面にひとつへこみがつきました。
でも、それは普段使っていれば自然につく程度のもの。
大事に使えば、バルカナイズド・ファイバーは丈夫で長持ちする素材です。



シリアルナンバーは12。
当初は20台限定と言われていましたが、完売後に受注生産を受けつけるようになったので、実際は今後何台この世に出るか判らないですよね。

10万円は確かに大きな買い物でしたが、ベースとなった「TIMEVOYAGER PremiumⅡ」が定価で69,000円(税別)ですから、ついてきたコスメセットのことを考えれば割安です。しかもコスメはおよめさんとムスメに大変喜ばれ、ふたり仲良く分けていました。
我が家ではみんなが、この10万円で幸せになりました。
嬉しいことです。

これからブング・ジャムとして行動する際には、これといっしょに出動することが多くなることでしょう。
どこに行くにしても、大切に使って行きたいと思います。

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2018年4月6日深夜よりテレビ東京にて放映が開始された、ドラマ『宮本から君へ』。
原作である『宮本から君へ』は、1990年より講談社『モーニング』誌に掲載された漫画です。
1994年までの4年間連載され、コミックスは全12巻。

主人公・宮本浩は文具メーカー・マルキタの新入社員。仕事が上手くいかない毎日を、上司や同僚たちと感情豊かに過ごしています。そこに、好きになった女性が現れ──宮本の不器用な苦闘が描かれる、人生訓にあふれた名作です。



と、ここまで書いておいて、さきに白状しておきます。
わたし、『宮本から君へ』はほぼ未読です。
第一巻しか読んでいません。
当時から、苦手だったのです。
主人公が青臭くて、恋愛や仕事が上手くいかなくて、上司や同僚と飲んだくれたり暴れたりするのが、どうしても駄目だったのです。
なぜかと言いますと。

当時のわたしに完全にダブるからです。

わたしも1990年に就職し、宮本と同じように営業マンとしての仕事に就きました。
毎日が苦闘です。
先輩は何も教えてくれません。ただ呑んで先輩風を吹かし愚痴を垂れるばかり。楽しいと言えば楽しいのですが、営業のノウハウどころかイロハすら教えてもらえません。
宮本が文房具店に営業に行くときの「こんにちはー、○○です!」という挨拶が、まるっきりわたしと同じだったのです(わたしは「まいどー、○○です!」でしたけど)。
ただ大声で挨拶し、パンフレットでひととおりの新製品を紹介してしまうともうそれ以上の会話は弾まず、海千山千の取引先とはまったくスウィングしない毎日。
その頃、彼女はいませんでした。宮本と違って会社の寮から通っていたので(しかも男性同期5人で朝一斉に!)女性との出逢いもないですし、他の同期はみな仕事もプライベートも充実しているように見えました。
呑みに行けば仕事のこと、彼女のこと、遊びのこと。大学の時とは違う、自分の今までの生き方考え方が通用せず悩んでばかりの日々。

そう、わたしはリアル宮本だったのです。

ドラマ『宮本から君へ』を観て、はじめて原作漫画を読んだときと同じ息苦しさを憶えました。
ドラマ、本当に「漫画の実写化」なのです。シーンこそ違えど、ほぼ原作通りの運びですし、そこで悩み苦しみ怯え暴れる宮本は漫画通りで、まさしく90年代初頭の自分の姿です。
シーンのいくつかを観ることができず、飛ばしてしまった部分があります。
あ、別に「エグい」とか「怖い」とかそういうことではないので、ほかの皆様はぜひじっくりご覧頂きたいと思います。ドラマとしても一級品の密度ですので。

いまのところ、テレビ東京の観返しサイト「ネットもテレ東」で観返すことが可能なようです(2018年4月7日の執筆時現在、第一話を観ることができます)。

で、ドラマ版を観ていて、気になったのはロケ地です。
『宮本から君へ』のメイン舞台である文具メーカー・マルキタは、作者である新井英樹さんが就職し、その後退職された文房具メーカーセキセイがモデルになっています。
漫画でも背景に出てくるマルキタはセキセイの東京本社ビルでした。
今回のドラマ版でも──



きっちり、セキセイ東京本社でロケが行われています(ドラマ版では看板が「マルキタ」に代わっています)。主人公たちが煙草喫ってた屋上もここですよね。たぶん。



いままで文房具メーカーで働く主人公のドラマってあったと思うのですが、外観がまんま実在のメーカーだった例ってありましたっけ。わたしは寡聞にして知らないのですが。

で、ドラマの中で宮本が営業に向かう文房具店があります。
原作では複数の店舗が出てきますが、ドラマではそれを1店に集約しています。



オフィストゥデイ広文堂です。
土曜はお休みでした……来週会社帰りに再チャレンジ、と思ったのですが、平日でも18時30分までの営業ということで、ちょっと訪問は難しいかな……。

あと、ドラマのセリフで宮本が在庫確認する「Y-56B」ですが、ちゃんとセキセイで実在するクリップボードの品番です。
これも入手しようと今日、数店を回ったのですが残念ながら置いてある文房具店には行き当たらず。仕方なくAmazonで注文したら「3〜5週間後です」って返事が……。

さて、来週の宮本はどんな文房具店に赴くのでしょうか。
たいへん楽しみです。
というわけで、来週以降も継続して視聴しますので、そろそろ腹をくくって第二巻以降を買わないとですよね。ホント。

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たまたまネットを検索していたら、自分の趣味興味の範疇外の製品の情報が飛び込んで参りまして。
「うそやん、そんなん信じられへん」
とばかりにネット通販。
手元に来るまで到底信用できません。

Yahoo!ショッピングでポチったのがおとといの夜。
そして本日、頼んだブツが届きました。

これです。



そう、わたしが愛してやまない消しゴム「keep」です。
でも、この写真だと、何が「信じられない」のか分かりませんよね。
角度を変えてみましょう。



立ててみると、異様な感じがわかっていただけるのではないでしょうか。
横倒しだと単なる消しゴム(のスリーブ部分)でしかなかった物体が、立ててみると随分複雑な構想になっているのがお分かりいただけるかと思います。

そう、これは消しゴムではありません。
keepのグッズなのです。
正しくは、iQOS 2.4ホワイト専用のケースです。
煙草を吸わないわたしには全く不要な代物なのです。

でも。
keepファンとしては、買っておかねばなりませんよね。
そもそも、keepっていう消しゴムそのものがマイナーな存在なのに、そのロゴを使ったiQOSケースがあるってこと自体がレアすぎます。



普段使いのkeep(60円タイプ)と並べてみました。
有り体にいえば 、煙草の箱の大きさですよね。それ以上でもそれ以下でもない。
そして、他の用途には転用できなさそうな大きさと構造でもあります。

ただ、ファンとして嬉しいのは、keepのロゴに対し右側が開いている(iQOSを使用する場合、可動する蓋側が飛び出る)こと。白いiQOSケースの飛び出した蓋部分が、ちゃんと「keepロゴの右側に消しゴムが出る」keepの特徴を押さえて設計されている。これはすばらしい。

とはいえ、今からiQOSを買うことは絶対にない、非喫煙者であるわたし。
どうしようかな……何に使えばいいかな……。

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2017年7月のISOTにて、ひとつのかばんと出逢いました。
通学する中学生の身体を守るバッグ、その名も「ラクサック」。



毎日10キロを超える教科書類を持ち歩く彼ら彼女らの、未だ成長期の不安定な身体を守る工夫が施された画期的な製品でした。



ストラップは首の後ろで一体化され、バッグの中央には持ち上げる際に便利な持ち手があります。



教科書類はバッグ内で揺れないように、中でブックストラップによって固定されます。
腰に当たる位置にはバックパッドが挟まれ、衝撃を最低限に抑えます。

7月にプロトタイプが公開され、5ヶ月後の12月。



秋葉原にて、メーカーである株式会社フットマークのセミナーが開催されました。
ついにラクサックが発売になるのです。
ここで話を聴いた後、小生もラクサックを購入し、実際に一ヶ月ほど持ち歩いてみました。



これが発売されたラクサックです。
一枚目の、ISOTで展示されたバージョンと異なっている部分があるの、お判りいただけますでしょうか。



まず、全体的にやや硬くなり、置いたときにふにゃっとならない構造となりました。
続いて、反射材の素材が変わり、もっとはっきり反射するようになりました。
そして背面にある平置きの際に使用する持ち上げハンドルが、1ループから3ループに変更されました。

3つめのハンドル形状変更については理由が判らなかったので、セミナーの時に係の方にお伺いしましたところ、「ハンドルが大きいと、不意の事故や悪戯などで背後から引っ張られる可能性がある」からだそうです。なるほど、改良された3ループなら、背後から引っ張ろうにもすぐには持つことができません。


 
 内部のブックストラップは健在です。これで内容物を揺れないように固定するだけで、肩や腰への影響はかなり軽減されます。

 大人が背負っても特に違和感のないデザインですが、「中学生が、教室に着いたら内容物を総て出す」ことを重視したバッグですので、大人が欲しがる「PC用衝撃吸収ポケット」「折りたたみ傘ポケット」「充電のためのケーブル穴」などは一切ありません。
 それでも、フラップのメッシュポケットやサイドポケット、フロントのチャックポケットやインナーポケットなど、収納も工夫すればまったく不自由なく日常使いが可能です。



製品自体に防水性能はありませんが、底面にはレインカバーが内蔵されており、これが取り外せない(紛失の心配がない)というのも学生用ならではかと。

中学生だけでなく、大人が使っても違和感のない本製品ですが、ここはやはりお父さんが率先して使用し、その良さをお子様に伝える、という流れがよろしいかと思います。
実際のところ、小生も通勤、プライベート、まんが大会の搬入と、ライト級からヘビー級まで様々な使い方をこの一ヶ月して参りましたが、快適に使うことができました。
特にブックストラップによる揺れの解消とショルダーストラップの密着感、腰のバックパッドが効いており、10キロを遙かに超えるまんが大会の搬入搬出も楽にこなすことができました。中で荷物が揺れないことがこんなに有効だとは!

小物の多い大人は、ブックストラップの中にスタンドポケット(A5横)を仕込んでおいて、ベルトの着脱なしに上から物の出し入れをするのがよさそうです。

定価は税込で10,260円と、決して安い買い物ではありません。
ただ、強度と実用を兼ねたメーカー製バックパックは、逆にこの価格では買えないことが多いと思います。
学校指定のかばんしか持ち込めない学校もあるかとは思いますが、中学生のお子様をお持ちの皆様、またこれから中学生になるお子様のいらっしゃるご家庭で、いちど検討してみてはいかがでしょうか。
小生は、いま小学5年生の息子の中学進学時に、ラクサックを提案してみるつもりです。学校指定の壁があって持ち込めない場合は、プライベートで彼の身体を守るために使わせたいと考えています。

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旧年中はたいへんお世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

ブログが途切れて半年ほど経過してしまいました。
日常のリソースを振り分ける先がひとつ増えてしまった結果です。
昨年7月より、株式会社モリイチ京橋店のホームページ『森市文具概論』にて、イラストコラム「ブンボーグ・メモリーズ」を隔週掲載させていただいております。
当初は慣れないこともあって、週末の大半を記事作成で奪われてしまいました。
また途中よりイラストが2枚掲載に変わり、これも慣れるまでは苦労をいたしました。

ただ、それもずいぶん慣れてきております。
そろそろ本家たこぶろぐも復活しないといけませんよね。
今年の抱負は「まじめに生きる」です。
毎年言っておりますが、今年こそは本当に、命懸けでまじめに生きようと決心しております。
たこぶろぐもしかり。
文房具啓蒙活動もしかり。
家族との生活もしかり。
本職もしかり。
気合い入れて行きますよ。

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プロフィール
HN:
他故壁氏
HP:
性別:
男性
趣味:
文房具/小説/写真
自己紹介:
読み方:Tako Kabeuji
所属:ブング・ジャム
POWERTAC
Project T.A.C.
小説執筆時PN:楽光一
読み方:Tanoshi Kouichi
身長:168cm
体重:59kg
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