まだまだ知らないことがいっぱいあります。
他の方にとっては常識なのかもしれませんが……。
「縦線をひく場合は、手前から遠くに向かってひくのが正しいひき方。手首のブレが少ないためだ」
な、なんだってー!
「しかし、それほどの精密さを求めない場合は、上から下へ線をひいても、とくに差し支えはないようだ」
どっちだー!
縦線を引くときに「手前から奥(下から上)」なんて引き方、ついぞしたことがないですよ。
このほうがブレがない、と言いますが──事実でしょうか。
定規と紙は同じですが、筆記具を替えて線を引いてみました。
線以外にもいろいろこちゃこちゃ書かれていますが、これは隣のおよめさんと、わが息子ダイノジの進級書類を書くための案を練っていた名残です。本筋と関係なくてすみません。
奥から手前(上から下)という、自分にとっては従来からの引き方をすると、確かに長い線を引いている間に定規がずれてしまうことがあります。
手前から奥(下から上)で十数本、線を引いてみました。なるほど、従来通りのようなずれ、ブレはありません。引きにくいかな、という気はしますが、慣れでカバーできそうです。
そして想像以上に、筆記具が紙面にひっかかったりしないのですね。
これは予想外でした。紙面を押すようになるので、もっとつっかえたり抵抗が大きかったりするかと思ったのです。
鉛筆、シャープペン、油性ボールペン、水性ボールペン、どれもスムーズで問題がありません。
小生のもつペンで唯一ひっかかってまともに書けなかったのは、ユニボールシグノRT1の0.28ミリだけでした。
万年筆は構造上無理がありますので、試し書きには使っていません。日常でも万年筆で定規を使って直線を引く、という使用法はしたことがないので除外させていただきました。
もうちょっと練習してみて、慣れたらこの「手前から奥(下から上)」って引き方を常用してみようかと思います。
便利だと思うかどうかは、人それぞれということで……もしよろしければお試し下さいませ。
記事:「文房具虎の巻 使いこなしの基本と応用」(月刊『ビー・ツール・マガジン』1988年6月号より)
他の方にとっては常識なのかもしれませんが……。
「縦線をひく場合は、手前から遠くに向かってひくのが正しいひき方。手首のブレが少ないためだ」
な、なんだってー!
「しかし、それほどの精密さを求めない場合は、上から下へ線をひいても、とくに差し支えはないようだ」
どっちだー!
縦線を引くときに「手前から奥(下から上)」なんて引き方、ついぞしたことがないですよ。
このほうがブレがない、と言いますが──事実でしょうか。
定規と紙は同じですが、筆記具を替えて線を引いてみました。
線以外にもいろいろこちゃこちゃ書かれていますが、これは隣のおよめさんと、わが息子ダイノジの進級書類を書くための案を練っていた名残です。本筋と関係なくてすみません。
奥から手前(上から下)という、自分にとっては従来からの引き方をすると、確かに長い線を引いている間に定規がずれてしまうことがあります。
手前から奥(下から上)で十数本、線を引いてみました。なるほど、従来通りのようなずれ、ブレはありません。引きにくいかな、という気はしますが、慣れでカバーできそうです。
そして想像以上に、筆記具が紙面にひっかかったりしないのですね。
これは予想外でした。紙面を押すようになるので、もっとつっかえたり抵抗が大きかったりするかと思ったのです。
鉛筆、シャープペン、油性ボールペン、水性ボールペン、どれもスムーズで問題がありません。
小生のもつペンで唯一ひっかかってまともに書けなかったのは、ユニボールシグノRT1の0.28ミリだけでした。
万年筆は構造上無理がありますので、試し書きには使っていません。日常でも万年筆で定規を使って直線を引く、という使用法はしたことがないので除外させていただきました。
もうちょっと練習してみて、慣れたらこの「手前から奥(下から上)」って引き方を常用してみようかと思います。
便利だと思うかどうかは、人それぞれということで……もしよろしければお試し下さいませ。
記事:「文房具虎の巻 使いこなしの基本と応用」(月刊『ビー・ツール・マガジン』1988年6月号より)
コメント
1. ぶれないんです。
いつも楽しく読ませていただいてます。
私の仕事は設計なのですが、図面を手書きで書く時は
記事のように下から上へと線を引きます。
正確には…。
線を引く位置の右側に定規を置き、
左手で定規を支え、
定規の左側にペンを添え、
下から上に、
ペンを回しながら線を引く、
です。
ペンを回すのは線の太さを均一にするためです。
ぶれることなく綺麗に線が引けるんですよ。
試しにやってみてくださいませ。
では!
Re:ぶれないんです。
なるほど、回転させながら……試してみます! ありがとうございます!