たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

屈辱の日
昨晩のことです。
およめさんとムスメがホッチキスを使っていて、小生にこう言いました。
「針がなくなっちゃった。予備の針、ない?」
小生は文房具棚を漁ります。
ところが、探しても探しても、ホッチキスの針がありません。
数分後。
「もういい」
最後通告を受けました。
「ムスメが針を見つけてくれたから」
どうやら数本だけ針が残っている別のホッチキスを探して使ったようです。
これは屈辱でした。
「あんた、文房具マニアだって言ってるけど、ぜんぜん役に立たないじゃない」
言外にそう告げられている、と感じました。

今日、出かける予定があったので、少し早めに出て、丸善お茶の水店に寄りました。
ここは小生が上京してきて最初に出会った「東京の文房具店」で、大変思い出深く、また大好きなお店の一つでもあります。
ここでホッチキスの針を買い、用事を済ませて帰宅しました。

皆が寝静まった頃、共用のものとしてダイニングテーブル近くに置いてあるホッチキスをすべて回収し、空になったチャンバーに針をセットしていきます。

はりトルproが1台。
ヨビキスが2台。
HD-10NXが2台。
ホッチくるが1台。
最後のバイモ11は小生専用ですが、1台。



と、あることに気づきました。
──ヨビキスの背面タンクに針、まだ入ってんじゃん!
黄色のヨビキス、200本の針がまるまる使われないで収納されています。
家族がこれに気づいていれば、小生も屈辱を味わうことなく過ごすことができたわけです。

でもまあ、空のホッチキスに針を装填する作業は楽しく、作業終了時には屈辱感などどこかへ消え去っていました。
替えの針も箱で買ってきたことですし、結果的に問題はすべて解決したのですから、もう愚痴など言いますまい。
むしろ、家族のためにこういった消耗品を欠かさない「役に立つマニア」になろう、と心を入れ替えた小生なのでした。

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