たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

A5サイズクリップボードの決定版なるか:リヒトラブ AQUA DROPsクリップファイル
手帳も好きですし、ノートも好きです。
5×3カードも愛用していますし、紙の質によって書き心地も異なるので、シーンに合わせて多種多様な用紙を選択したくなります。
でも、自宅や職場ならそれらの紙をずらり揃えておくこともできますが、こと外出先ではそういうわけにも参りません。

鞄の中味は可能な限り軽く、薄く、取り回しやすく。
それでいて、中の紙が満足できるだけ収納できなかったり、鞄に入れて移動している間に折れてしまったりするのも癪です。

まず、紙の大きさを想定します。
本当はA4サイズが欲しいところですが、実際にA4サイズを取り出して書こうとするとけっこうなスペースを要します。机も欲しくなりますよね。あと、紙の枚数が増えれば重くなりますし、クリップボードも用紙が折れない蓋つきを選択すると重量がかさみます。

というわけで、持ち歩き用はまずA5サイズから始めましょうか。
本当に大きな用紙が欲しくなったら、次策を練ることとして。

A5サイズで、いろいろな種類の紙を持ち歩きたい。
それも重くならない範囲で。
パンチ穴の開いていない紙もあります。保管先に合わせ、後でパンチすることも想定しています。
各種5枚を4種類くらい持つことができれば、一日の外出分は間に合うでしょう。足りなかったら、また別途紙の運搬方法を考えればいいので、ここでは上限20枚程度で考えます。

穴の開いていない紙も持ち歩きたいのですから、ルーズリーフバインダーなどの綴じ具系は除外です。
穴を開けず挟んで持ち歩く、クリップバインダーのみが候補となります。
机のないシーンでも──例えば立って書く、電車の座席で書く、取り出して書類を参照し、すぐまた鞄にしまう──そんな日常の行動にマッチングした製品を選択します。

そうなると、ほら。



手許には、リヒトラブのAQUA DROPsクリップファイルがやって来るわけです。



蓋を開けた状態です。
蓋はくるりと背面に回されますので、持ったままでも机上に置いた場合でも、まったく邪魔になりません。
蓋の背面にはポケットもありますので、ちょっとした紙片やハガキ、必要な小物を入れておくのに便利です。
ただ残念なことに、書き終えたA5サイズの用紙を入れてしまいますと、蓋を閉めたとき上端の綴じ具と用紙が干渉してしまいます。ご注意下さい。



綴じ具はスライド式です。
カタログスペックでは「ノートリーフ20枚」と記載されています。ツイストノートのリーフのことを指していると思われますが、カタログを見ても「上質紙」としか記載がなく厚さが判りません。一般的なコピー用紙と同等、というイメージで問題ないかと思いますが、皆様はご自分の用紙を実際に挟んで容量を確認してみてください。



綴じ具の下にカバーフラップがありますので、細心の注意を払わなくとも挟み込むときに紙を折ってしまう危険はありません。
通常よく目にするクリップボードと異なり、左辺と上辺に肉盛りがしてあり、用紙を曲がらずセットできる工夫もあります。セットした用紙が飛び出さないので、記入時の用紙のずれや、搬送時の折れ防止にも役立っています。

今は手許にある思考用紙を入れていますが、組み合わせは無限大ですよね。
例えば、クロッキーリーフや画用紙リーフを入れたり。
トモエリバーMDペーパーを入れたり。
無地だけではありません。罫線あり、方眼あり、何でもありです。
A5サイズの紙であれば、何でも好きな種類を持ち歩くことができます。

もちろん、書くだけではありません。
とりあえず資料を持ち出したい──というときは、半分に折って挟み込むのもいいですよね。
旅行に使うチケットやリーフレット、様々な紙にメモした紙片などもすべてクリップあるいはポケットに入れてしまえば、紛失を防ぐことにも役立ちそうです。

ノートやバインダーとは違った、軽量で便利なライティング/ファイリングシステムとしての活用が大いに期待できる製品です。
外はいい天気です。さっそく鞄に入れて、街に飛び出してみましょう!

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