たこぶろぐ

むかしは「完璧な設定、キャラが走るまで待つ、言霊キター！」タイプ。

いまは「頭の中におおまかな設定さえあれば、あとはキャラが走り出す手助けさえすれば」タイプ。

これからは「とにかく走ってみる」小説と「完璧を求めて作り込む」小説の二本立てで走ってみようかと思っています。
設定をかっちり作り込むのは大好きですが、実際それが書いた小説に反映するのか、そんな設定をちゃんとストーリーに折り込むことができるのか──そう考えると、「そんな設定に何の意味があるのか」と思わざるを得ません。

小説の神髄は、主人公たちの心の動きを描くこと。
設定がどうだ、時代の空気がどうだ、などというひとりよがりは隅において。
まずは書くこと。
習作を重ねること。
そして、年に一本は「完成品」を作り出す。

クオリティを上げるためには「イン」と「アウト」の両方から鍛える必要があります。
また読書の習慣を復活させなければなりません。
インも必要。アウトも必要。
精進しょうじん。