たこぶろぐ

いつの時代にも「隠れた名作」は存在します。
それは時代の徒花。振り返って語られることのない黒歴史。
でも。
小生は忘れません。
史上最強のロボットのことを。
狂おしい少年と少女の愛の物語を。



『冥王計画（プロジェクト）ゼオライマー』。
連載開始は1983年、『レモンピープル』10月号でした。
連載未完のまま単行本化され、その後つねに「幻の最強ロボ」として密かに語られ続けたゼオライマー。
アダルトコミックスのフォーマットで描かれた巨大ロボと少年少女の戦いは、永らく日の目をみることはありませんでした。
アニメもあんまりだったし。ってか、まんが原作と関係ないし。

それがいきなりの復活。
「月刊COMICリュウ」5月号から7月号に集中連載され、まさかの完結。
そしてアダルト作品のまま、徳間書店から完全版コミックスが！

ありえません。
そんなに世の中にゼオライマー好きがいるとは思えないのです。
でも。
25年間待った甲斐がありました。
これが読みたかったのです。
これを読めるとは思っていなかったのです。
ありがとう。ありがとう。
そして多くの人たちに、80年代の熱さを知って欲しいのです。
これがゼオライマーだ！