たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

新作準備
この冬のまんが大会は「書類不備」で落選が決定しました。
おそらく合体封筒のどこかが記載ミス(もしくは記載漏れ)だったのでしょう。
だから、冬は一回休み。


もともと冬は準備期間が短く、長編を用意できないので、現時点ではむしろ胸をなで下ろしているのですが。
ただ、そういう小生の態度をおよめさんは良しとしていないみたいで。

「まんが大会が休みだからって、書く手を緩めちゃうと力ががくんと落ちちゃうから駄目よ。書きなさい」

うーむ。
確かに6月20日のこの報告以降、小説を書く作業はぱったりと止まっています。
この製作途中の作品は「提出先にこれでいい、というお墨付きが出なければ書く意味がない」作品です。
なので、ぶっちゃけここで凍結、とせざるを得ないのですよね。

なので。
この夏に今まで起こしてきたプロットを眺め、「今の自分ならどれが楽しく書けるか」という視点を中心に、改めてプロットを組み直しています。
これを書き出すための準備がまた難しい。
理想は「文庫本3冊完結」くらいの長さ。これはプロのスペックでは必須の条件ですよね。
文庫一冊で物語(納得のいく起承転結)は完結すべし。ただし、キャラクターパワーで続編を起こしていかねば「旨味」はない。

なので、三冊完結ではなく「一冊完結×エスカレートする続編」で長編プロットを組もうと思っています。
蘊蓄も深みも何もない、とにかくパワーとエスカレーションだけを目指す話。
それでいて、主人公たちがその中で成長し、物語をさらに加速させていくような話。
理想はそこですが──そこに至るだけの基礎設定とキャラクターパワーを生み出せるか否か。

ひさびさに燃えています。
だからこそ、冬のまんが大会を短編でお茶濁しせずに済んだことをむしろ感謝したいのです。


仕事と趣味の両立は難しいものがあります。
会社と家庭のこともまた然り。
でも、理解者がいて、読者がいるかぎり、作家・楽光一は止まってはいけないのだと思います。
アマチュアが何を勝手に吼えているのだ、と思われますよね。
でも。
表現して、それを目にして手にしていただく。
この喜びを知ってしまった人間は、そう簡単に諦めはしないんです。

ただ、準備に時間がかかるだけで……。

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コメント

1. 無題

>提出先にこれでいい、というお墨付きが

それはつまり……うまく階段上がれるといいですね、うひひ

Re:無題

>それはつまり……うまく階段上がれるといいですね、うひひ

いやいや、そんな甘い世界じゃありませんよ。うひひ。
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