たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

戦いは続く。戦いは続く……
シードの「消すゴム」の登場によって、いったん終結したかに見えた「消しゴム(の角で消したい欲望を満たすための)戦争」。
しかし、業界内での完全勝利を目指す元祖が黙ってはいませんでした。

戦争はまだつづく

まさに再度、戦争の火種となるためのネーミングみたいですが、「ミリケシ」のミリはミリタリーのミリではありません。「ノートの一行をきっちり消す」ために、3ミリ、4ミリ、5ミリ、6ミリと、カドケシ由来の角という「5つのミリ幅」で消せる消しゴムなのです。

デザイナー馬場雄二さんとの共同開発ということですが、やっぱり文房具業界の巨人は余裕がありますね。
消しゴムが減ってもミリ数を表示している字が消えない、という工夫はさすが、としか言いようがありません。

どうせコクヨ製なのですから、「5ミリ」や「6ミリ」じゃなくて、Campus仕様で「A罫」「B罫」「C罫」って表示のタイプも欲しいですよね。ホームページを見れば一目瞭然ではあるのですが、「ミリケシ」なんて言い方しなくても「キャンケシ」で良かったんじゃないかと思うのです。

あ、そうすると、罫と同じ幅の消し幅と誤解されちゃうのか。
6ミリ→A罫(7ミリ幅)用
5ミリ→B罫(6ミリ幅)用
字を罫いっぱいに書く人はいない、ということですよね。これって。
キャンパスノートには6.5ミリ罫はないですが(高級ノートにはありますよね)、それは6ミリで消せばいいんでしょうね。きっと。

素材はPVC(非フタル酸系可塑剤使用)ですから、カドケシのような固い消し味ではありません。非塩ビであることを悪いことのように言う向きもあるでしょうけど、消字能力を考えればPVCのほうが高いです。非塩ビに関しては、今後の研究にも期待ですね。

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