現在使っているMoleskine Pocketが、残り12ページとなりました。
うまくいけば、今週中に終了の予定です。
2006年に使用を開始してから5年で5冊。
決して多い方ではないですよね。
ほぼ1年に1冊のペースで消費しています。
使用方法は、ほぼ「日記」です。
その日に起こった出来事や雑感を適当に書き連ねていきます。
それ以外には、小説のネタを書いたり、ブング・ジャムのネタを書いたり、クレジット払いしたレシートを貼ったり、映画の半券を貼ったり。
それほど特筆されるべき使用法を持っているわけではありません。
毎日書いているわけでもありません。
「日記」という言葉を使いましたが、今風に言うと「ライフログ」ってことになるんですかね? きっちりと日記を書いているのではなく、自分という読者に向かって書いているだらだらとしたエッセイ、みたいな感じで。
内容はだらだらですが、文字は出来る限り綺麗に書きたいと思っています。
「書きなぐる」というのが嫌いなので、罫線を守ってできるかぎりきっちり書き込みます。行頭が揃っているのが美しいと思うのです。字詰めしたい病とでも言いましょうか。
Moleskineを使い始めたきっかけは、文具王でした。
彼の著作を読み、実際に友人としてつき合い始め、自分に足りないのは「(考えたことを)書くこと」だと思ったのです。
楽しく書く、記録を取る。そのために最適な、持ち運べて愛着が湧き、使用後は本棚に並べて同じサイズを十数年後もキープできる可能性を持った手帳──それがMoleskineだったのです。
そして1枚目に購入日、購入場所、価格を記載。
実際のはじめての記事は、同い年の友人の葬儀の連絡でした。
1冊目は波乱に満ちたスタートを切りました。
友人の突然の死。
そして、彼からまるで魂をもらったかのようなタイミングでの、長男の誕生。
出産に付き添いし、そこで起きたことを詳細にメモしたページは現在でも小生の宝物であり、その後のMoleskineライティングの基礎となりました。
書いて記録することの楽しさ。
否、手で書くこと自体の楽しさを、Moleskineは教えてくれたのです。
導入時に理想はありました。でも本当は、別にMoleskineでなくてもよかったのです。
Moleskineより優れた手帳はたくさんあります。
Moleskineの「伝説」に興味はありません。
Moleskineの様々なラインナップにも食指は動きません。
Moleskineの紙質について悩み、いろいろな手帳やノートを購入し、平行して使ってみたのもまた事実です。
ただ。
1冊目のこの「生と死」の出来事がなければ、Moleskineも小生の文房具ライフでは定着しなかった可能性があります。
結果的に、小生はMoleskineを使い続けています。
このサイズに、この手触りに、この紙質に、他に代え難い思い出が詰まっているのですから。
すでに6冊目はAmazonで購入済みです。
ハード黒表紙のポケットサイズにしか興味はありません。
これが小生の「外なる脳」です。
Moleskineが製造中止になるまで、おそらくこのまま年に1冊のペースで消費していくのでしょう。
ゆるゆると。
だらだらと。
そして、きっちりと。
うまくいけば、今週中に終了の予定です。
2006年に使用を開始してから5年で5冊。
決して多い方ではないですよね。
ほぼ1年に1冊のペースで消費しています。
使用方法は、ほぼ「日記」です。
その日に起こった出来事や雑感を適当に書き連ねていきます。
それ以外には、小説のネタを書いたり、ブング・ジャムのネタを書いたり、クレジット払いしたレシートを貼ったり、映画の半券を貼ったり。
それほど特筆されるべき使用法を持っているわけではありません。
毎日書いているわけでもありません。
「日記」という言葉を使いましたが、今風に言うと「ライフログ」ってことになるんですかね? きっちりと日記を書いているのではなく、自分という読者に向かって書いているだらだらとしたエッセイ、みたいな感じで。
内容はだらだらですが、文字は出来る限り綺麗に書きたいと思っています。
「書きなぐる」というのが嫌いなので、罫線を守ってできるかぎりきっちり書き込みます。行頭が揃っているのが美しいと思うのです。字詰めしたい病とでも言いましょうか。
Moleskineを使い始めたきっかけは、文具王でした。
彼の著作を読み、実際に友人としてつき合い始め、自分に足りないのは「(考えたことを)書くこと」だと思ったのです。
楽しく書く、記録を取る。そのために最適な、持ち運べて愛着が湧き、使用後は本棚に並べて同じサイズを十数年後もキープできる可能性を持った手帳──それがMoleskineだったのです。
そして1枚目に購入日、購入場所、価格を記載。
実際のはじめての記事は、同い年の友人の葬儀の連絡でした。
1冊目は波乱に満ちたスタートを切りました。
友人の突然の死。
そして、彼からまるで魂をもらったかのようなタイミングでの、長男の誕生。
出産に付き添いし、そこで起きたことを詳細にメモしたページは現在でも小生の宝物であり、その後のMoleskineライティングの基礎となりました。
書いて記録することの楽しさ。
否、手で書くこと自体の楽しさを、Moleskineは教えてくれたのです。
導入時に理想はありました。でも本当は、別にMoleskineでなくてもよかったのです。
Moleskineより優れた手帳はたくさんあります。
Moleskineの「伝説」に興味はありません。
Moleskineの様々なラインナップにも食指は動きません。
Moleskineの紙質について悩み、いろいろな手帳やノートを購入し、平行して使ってみたのもまた事実です。
ただ。
1冊目のこの「生と死」の出来事がなければ、Moleskineも小生の文房具ライフでは定着しなかった可能性があります。
結果的に、小生はMoleskineを使い続けています。
このサイズに、この手触りに、この紙質に、他に代え難い思い出が詰まっているのですから。
すでに6冊目はAmazonで購入済みです。
ハード黒表紙のポケットサイズにしか興味はありません。
これが小生の「外なる脳」です。
Moleskineが製造中止になるまで、おそらくこのまま年に1冊のペースで消費していくのでしょう。
ゆるゆると。
だらだらと。
そして、きっちりと。
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