たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

BIC EasyQlick万年筆
性能や価格ではなく、ギミックに惚れる、ってこともあるじゃないですか。



フランスのBICから出ている廉価版万年筆、EasyQlick。
鉄ペンですし、ボディもプラスチックでチープです。
ビビッドな色使いに、むしろ好感が持てます。
で、普段ならスルーするこのクラスの万年筆、なぜ小生が購入に至ったかと言うと。



スペアインキの入れ方が独特で、端的に言うと「かっこいい」からです。



尾栓を引くとボディが少しだけスライドし、カートリッジガイドが見えて来ます。
それを上方にちょいと傾けてあげると、写真のようにガイド挿入口が立った状態になるんですね。
で、ここにカートリッジ(ヨーロッパ標準)を入れて、戻して、かちりと挿して装填終了、と。

なるほど、カートリッジを挿す、カートリッジと抜くという、割と力任せで勘が頼りの作業を確実に行ってくれる、という点では評価できるギミックです。
そして何より、まるで中折れのショットガンにショットを籠めるときのようなアクション、そして排莢アクション(空カートリッジが飛び出したりはしないのですが……)。
たいへん男の子っぽいです。うむ。

ただ困ったことに、小生まだこの製品の書き味を試せずにいます。
だって、カートリッジを入れてしまうと、このギミックをひとに見せることができなくなるじゃないですか。
「こんな風にスライドしてですねえ」とやった瞬間に、インキだだ漏れ。目に見えてますよね。
なので、もう一本購入しないと書き味は試せないのです。
うーむ。悩ましい……。

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