たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

七代目モレスキン登場
日記として使用していたモレスキンがラストページに至ったので、新しいモレスキンを下ろしました。



七代目モレスキン登場です。
また日記として、肌身離さず持ち歩くことになるのでしょう。きっと。

小生がモレスキンを使い続けている理由は明確です。
拙ブログでも何度も書いたことですけど、改めて。

1)同じサイズのものがいつでも手に入る
2)表紙が硬く、机のない場所でも記入が楽
3)ゴムバンドで挟み込むため、ページが開かない

書き終えるたびに表紙に使用日時を記載し、書棚に並べます。
そして、思い出したように取り出しては眺めるのです。
この「同じサイズのものがいつでも手に入る」という安心感は、ほかの手帳ではなかなか味わえない醍醐味でもあります。

逆に、紙質に関しては「諦めた」というのが正直なところです。
使用する筆記具を絞ることで、不満を押さえ込んでいる状況です。
書き味を求めるなら、ほかのノートを使えばいいのですから。
ここに情報を集約するような使い方はしていませんので。
ノートは何冊使ったっていいんですよ。

このモレスキンに書いてあることは、自分の人生のとある一点の記録です。
小生はそれを「日記」と呼んでいるわけですが、人によっては「毎日書かないものは日記とは言わない」と捉えられるかもしれません。
「日記を書いている」と言うと「へぇー、毎日よくそんなに書くことがありますね!」と感心とも呆れとも取れるニュアンスの言葉をかけられることがあります。
日記というものが、どれだけNGワード扱いされていることやら。みなさん、日記に相当のトラウマがおありのようで。
でも、小生だって毎日ページを埋めるような「積極的な記録」はしていません。
ここに書くのは、ただ思いついたこと。あるいは、その日に起きた出来事についての雑感。
それを、本当にときたま、会話風に、エッセイ風に記入していきます。
読者は、後で読み返す自分です。
筆者たる自分の思いを、時間が経ってから読み返す読者たる自分はどう感じるのか。

モレスキンは、小生に取っては「一冊の書物」なのでしょうね。
名もないエッセイストが連載を持っている雑誌。
あるいは、半年から一年かけて編まれた単行本。硬さだけで言えばハードカバー、大きさから言うと文庫本ですね。
だから最近、小生はモレスキンをひとにあまりお薦めしていません。
小生に取ってモレスキンは「判型」でしかないのですから。
作家になりたくてなれなかった小生の、夢の投影でしかないのですから。

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