たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

ねりま大根ペンケース、復活!
どうにも原因が判らないのですが、愛用していたねりま大根ペンケースを紛失してしまいました。

「愛用していた」のに、なぜ「紛失」してしまうのか。
それは、小生にとって、筆箱が「常用のもの」ではなく、「サンダーバード2号におけるコンテナ形式の出動ボックス」だからです。

ねりま大根ペンケースには、「これさえあれば外出時に困らない」メインセレクトの筆記具が詰まっていました。
これ以外に、「閃きを形にするための鉛筆重視セット」「イラストを描くためのミリペンセット」「ネタを詰め込んだオフ会セット」「モバイルブースター、ケーブル、イヤホン、テープのりや鉛筆削りをパッキングしたお出かけ必須セット」など、用途に合わせて筆箱をそれぞれ用意し、出かける際に「今日はコレが必要」とチョイスしていたのです。

机の右下にちいさなダンボール箱を置き、そこに筆箱たちは基本「刺さって」います。ここから必要な筆箱を「抜いて」鞄に収納する、そんなスタイルでの運用です。

ただ、会社には会社で使用する文房具が揃っていますし、通勤鞄の中のインナーバッグにも筆記具は最低限で収納されています。帰宅すれば机上には筆記具や文房具はうなるほどあり、結果として筆箱たちの出番は週末の個人的な外出に限られ、それも総ての筆箱を出動させるような事案はほとんどありません。

メインが詰まっているねりま大根ペンケースは、小生の筆箱の中ではエース級です。
しかし細身のボディには、本来は欲しいのに収納できないものがありました。
消しゴム、テープのり、鉛筆削り。
消しゴムはMONO smartのような薄いものもあるのですが、「絵を描いて広範囲に消す」ときにはどうしても100円クラスの大きな四角い消しゴムに軍配が上がります。
テープのりも小型のものがありますが、愛用するDOTLINER fitsを持ち歩きたいのです。
そして、鉛筆削りはラチェッタか、かるスピン。この立体感溢れるボディを、細身が売りのねりま大根ペンケースに収納することはできません。

この三点と鉛筆を持ちあるくことが現在のマストなので、徐々にねりま大根ペンケースの出番は減っていきました。
それでも、エースはエース。鞄の中に余裕があるときは、つねに忍び込ませて持ち歩いていたのです。
それが、ない。
7月になって持ち歩いていないのは事実です。
でも、よもや筆箱基地(!)に刺さっていないなどとは夢にも思わなかったのです。

以前にもお話ししましたが、このねりま大根ペンケースは、東京都練馬障害者支援ホームにて作成されている商品です。
一般流通しているものではなく、練馬の地場産業「ねりコレ」に登録されてはいますが、購入できるのは先の支援ホームと、あとは石神井公園にあるふるさと文化館の売店のみ。
しかも、就労訓練で作成されているものなので、入荷は常に未定というレアな商品でもあるのです。

今日行って今日買えるものではない、というのは知っています。
何度かふるさと文化館にはお伺いしていますが、行くたびに訊いても「入荷未定」でした。
でも、今回はどうしても欲しいのです。
入手しなければならないのです。



しゃくジイ占いでは、今日のラッキーアイテムは「消しゴム」。
おお、持ってる持ってる! これはもしかしたら……!

と、淡い期待を抱いて石神井公園へ。
お祭りでもないのに屋台が出ていて、射的とか風船釣りとかできる賑やかな中を通り抜けて、ふるさと文化館へ!



奇跡!
在庫がありました!
しかもチャックパーツの色が! 色が!
赤! 青! 白!
前回買ったときにはここは黒しかなかったのです。いろいろ攻めてきています。
でも、さすがに赤とか青だと大根っぽさが薄れてしまうので、いちばん無難な白をチョイス。
初代に較べてもより大根らしい雰囲気になりました。

あんまり嬉しかったので、ふるさと文化館に併設されている武蔵野うどんの店「エン座」で武蔵野うどんを食べてしまいました。地産地消!



あなうでしや。
とりあえずいま手許にある筆記具たちで、エース復活です!

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