たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

ブングテン16ワークショップ「組み継ぎ自由帳を作ろう」 続報
9月21日(日曜日)は雑司ヶ谷にあります旧高田小学校にて、文房具の展示とワークショップを中心とした「文房具ファンのための集い」ブングテンがございます。
今回でもう16回目です。

小生も何度かお邪魔し、またブースを出させていただいた経験があります。
小生が行っていたのは、文房具の展示や試筆会でした。
基本的に不器用なので、ワークショップの講師になるなどというのは無理な話です。ただ、お客様といっしょに何かを作る、文房具を使って楽しむワークショップ形式に、常に憧れを抱いておりました。

誰でも作ることのできるものはないか。
お客様と、文房具について語り合いながら、簡単に、安全に、安価に作ることができるものはないか。

この夏、小生はついに出会いました。
それが、前回のブログで書いた「組み継ぎ自由帳」だったのです。



この組み継ぎ自由帳を作るのに必要な道具は、たったこれだけです。

・紙(A4判)8枚
・カッター
・カッター定規
・カッターマット
・マスキングテープ

A4判の紙を半分に折り、折った線に沿って切り込みを入れます。
1枚は、中心に。
上下から29.5ミリ離れた中央部に、151ミリ×0.5ミリの溝を切り込みます。
残りの7枚は、上下に。
30.5ミリの切り込みを2本。
コツがあるとすれば、この切り込みの部分だけです。
あとは中央に穴が空いた紙のスリットに、7枚の紙を折らない程度に曲げて通し、そっと拡げるだけ。
これで、ホッチキス要らずの32ページ自由帳の完成です。
お好みに合わせ、背の部分にマスキングテープを貼って下さい。飾りでもあり、補強でもあります。

このコツの部分が小生を悩ませました。
そこまで正確でなくてもいいとは言え、やはり測って切る必要があります。
さらに言えば、0.5ミリのスリットを、万人が綺麗に切り込むことができるでしょうか。

ムスメ(19才・女子大学生)に試してもらいました。
「切るの、案外難しくね?」
とのこと。
何度か練習することができれば別ですが、初チャレンジで成功しないと、100円を支払ったことに納得がいかないこともありますよね。間違いなく。

なので、今回はこんなものをご用意致しました。



これは何でしょう。



そうです。
専用のカッティングテンプレートです。
アクリルショップはざい屋さんにお願いして、特注で製作していただきました。



まずは中央に切り込みを入れる用紙を選びます。
A4版の紙を半分に折り、折り目をつけて拡げます。
紙の上からテンプレートを置きます。
折り目にテンプレートの溝を合わせ、151ミリ×0.5ミリのスリットを切り込みます。



残りの7枚は、テンプレートを交換して上下に切り込みを入れます。
同じようにA4判の用紙を半分に折り、折り目をつけて拡げます。
折り目にテンプレートの溝を合わせ、上下に30.5ミリの切り込みを入れます。



あとは7枚の紙を束ね、折り目がつかないように軽く丸めて、中央にスリットを持つ紙に差し込みます。



拡げて慣らして完成です。



お好みでマステなど貼りますと、個性的な一品に仕上がるかと思います。

紙は色や素材などを変えて数種類用意させていただきました。マスキングテープも無地もの、柄ものなど十数種類を持参予定です。

もしよろしければ、9月21日の日曜日、雑司ヶ谷まで遊びにいらしてください。
展示もワークショップも盛りだくさんです!

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