たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

父の上京とダイノジシステム:あるいは常に鉛筆と消しゴムと鉛筆削りを持ち歩くことを是非
今週末は田舎から父が、孫であるダイノジに会いに来ていました。



小雨舞う東京スカイツリーに行ったら、案の定当日券が取れなくてしょんぼりしたり。



小生がネットでようやく空きを見つけて予約した東十条のホテルが、古いマンションを改造したもので恐ろしくノスタルジックだったり。



東京駅は何度観てもいいなあと思ったり。



東京駅構内のグランコスタで食べたお寿司が激うまで(特にシャリがうまかった)驚いたり。
まあいろいろあって、父は喜んで帰っていったのですが。
ひとつだけ反省点がありました。

土曜の夜、ホテルの近くの居酒屋で夕食を共にしていたとき。
ダイノジと小生はいろいろなことをして遊んでいたのですが、一番興が乗ったのがこの「5×3カードに鉛筆で画数の多い漢字を書いてみる」遊びでした。



ダイノジは小学二年生。
もちろん、難しい漢字なんて知りません。
ただ探究心だけは人一倍強く、小生が話題の一つとしてiPhoneでググって見せた画数の多い漢字を「書いてみたい!」という流れになったのです。

ここで小生は大きなミスをしていました。
土曜日は父と息子と、いつ雨が降るか判らない天候でかなりの距離を歩くことが判っていました。
なので、バックパックの内容を、最小システムにしていたんですね。
ジブン手帳mini、ジョッター2枚、ペンケースジョッター1枚、持ち歩きフォルダA4。
あとは予備バッテリーと折りたたみ傘だけ、というシンプルなシステムで。

これが失敗の元でした。

ダイノジは上手く書けないと鉛筆の線を消したがります。しかし、小生のこの日のシステムには鉛筆は入っていても消しゴムは入っていません。
Dr.Grip 4+1の頭冠内部に収納されているちいさな消しゴムでは足りるはずもなく、彼はついに店内で泣き出してしまいました。

根負けした小生は店を飛び出し、近くにあったセブンイレブンで消しゴムとカッター(鉛筆を削るためです)を買ってここは何とか納まったのですが。
普段から「文房具マニアたるもの……」なんて偉そうに喋っているのに、これでは看板に偽りありです。

例え最小システムであったとしても、「鉛筆、消しゴム、鉛筆削り」だけは常に持ち歩かねばならなかったのです。
さらに、2つのジョッターに入っていた5×3カードもあっと言う間に消費してしまい、予備がない状態でした。
上記3点に、別途「5×3カードを100枚」常に持ち歩く必要を憶えました。

「5×3カードを100枚」は、すぐに可能です。
リヒトラブの情報カードケースをひとつ持ち出すだけですから。
あとは、筆箱を工夫するだけです。
リヒトの情報カードケースを使うようになって、今まで5×3カードの持ち歩きに使っていたケースが不要になりました。
これに最小システムを詰め込んでみましょう。



鉛筆は補助軸に入れたMONOのBとMONO100の2B、それぞれ革キャップをつけて保護します。
消しゴムはふたつ。机上にあったサクラクレパスのユンカーとパイロットのフォームイレーザーを放り込みました。
鉛筆削りは、今話題のクツワの2枚刃で決まりです。



オフで背負ういつものバックパックには、中にふたつ小ポケットが並んでいます。
ここに最小システムと予備バッテリ、外ポケットにジョッターと情報カードケース。
これでもうダイノジに泣かれることはないでしょう。小生も安心してメモを取り、構想を練ることが出来ます。
筆記具も紙も持ち歩くことが重要で、すぐに取り出せて、そして必要充分な量が確保できないと意味がありませんよね。今回は大いに反省しました。
みなさまも是非、必要充分を考慮して最小システムを組まれることをお薦めいたします。

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