たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

そもそも「想い出」には敵わない:NEWSブッケンドルダ
本日は有給休暇をいただいて、毎年恒例の確定申告。
無事に書類も受理してもらい、ほっとした帰り道。
「そういえば、この角を駅方面と反対に曲がると文房具店があったなあ」
というわけで、普段は訪れない文房具店を訪れてみました。
これといって何もレーダーに引っかからなかったら、我が家でいちばんの消耗品であるコレクトの5×3カードを買って帰ろう──などと思って店内を眺めてみたら。

ちょっとまって。
これを今、売ってるの?

店内は最新の文房具にアップデートされ、学童から事務用品、その他さまざまなお客様のニーズに応えられそうな品揃えで。
決して死蔵した商品が棚で埃を被っているようなお店ではありません。
それなのに、パンチやブックエンドが整然と並ぶ中、このパッケージだけがまるで違和感まるだしで置かれていて。



まあ買いますよね。
小生にとって、思い出深いシリーズ文具ですし。
窓の部分のセロファンが劣化して破れ消えてしまい、中が埃だらけだったとしても。



パイロットコーポレーションがまだ「株式会社パイロット」だったころに展開していた合体文具シリーズ、「NEWS」です。
ペンと定規、ステープラーとテープカッター、ハサミとカッターなど、ふたつの機能を合体させた文具を出していたのです。



この製品の名は、ブッケンドルダ。
ブックエンド(A5判程度の大きさの本立て機能)とカードホルダ(カードなどを6枚立てておけるスタンド機能)を合体させたものです。
裏面を読むとカードホルダ部分の説明に「名刺、伝票、メモ、週間(6日分)情報カード等を」と描かれているのが時代ですねえ。まだ週休5日制が定着していなかったころの製品です。



アクセスノートブックポケットを立ててみました。



実用に問題はないので、このまま自宅で使う予定です。
まあ、定価だった(2,500円+税!)のがちょいと痛い出費になったのは事実なのですが……でも、想い出には敵わないですよね。まさに四半世紀前に愛用していた製品ですので。
今度は大切に使いますね。

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