ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。
というわけで、東京ビッグサイトに行って参りました。



同人誌即売会、コミティア120です。

そこで、日本手帖の会の皆様が主導となって、コミティア部活動「手帳・文具部」が組織され、スタンプラリーで参加サークルを回ろう! という企画が行われたのです。



では、ぐるり9サークルを巡って参りましょう。

まずはU44b、「Fortune Future」さんへ。



『2016年の個人的手帳事情』
『続・2016年の個人的手帳事情』
『2017年の個人的手帳事情』

続いてV10a、「ひつじのカワプ」さんへ。



文房具アンソロジー『Stationery Station』

次はV45b、「Pen_Saloon」さんへ。



『万年筆とユポ』
『万年筆と 2』
『SAITEN 万年筆イラスト集』
『ヌルリフィル』(万年筆筆記専用ユポによるシステム手帳リフィル)

V51b「ニショクフトウメイ」さんは、残念ながら新刊が売り切れておりました。

あ55ab、「Kemmy's Labo」さん。



前回まんが大会でも購入させていただきましたが、今回もまたガラスペンを1本購入です。

S30a、「クラゲスヰツチ」さん。



『マトメクリップ2013-2014』
『クラゲクリップ7 万年筆と手帖と私。15/16』
『クラゲクリップ8 万年筆と手帖と私。16/17』

U42b、「文具研究同好会」さん。



『文具研究同好会 研究資料』

ラストはう41b、「メルプのお部屋」さん。



『変な電卓2017』

もうどれも読み応えばっちりでたいへん楽しい本ばかりです。
小生、まんが大会ですと自分の本を売るばっかりで、同人誌を買うことはほぼ皆無なのですが、こうして時間に余裕を持ってじっくり見て回ることによって、実に様々な本を入手できることに改めて驚きを感じるとともに、「ああ、やっぱりみんな表現したいんだなあ」と安堵したりもするのです。
そうそう、もっとみんなやりたいことをどんどんやっていきましょうよ。

最後にV31a、「日本手帖の会」さんでゴールです。



記念のシールをいただきました。
ありがとうございました!

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2011年12月。
ジブン手帳を入手した小生は、2006年から使用していたトラベラーズノートの使用を中止しました。
購入済だった2012年の月間ダイアリーリフィルは使われず、メモの主流はモレスキンや測量野帳に移り、余ったノートリフィルはそのまま本棚の未使用ノート群に収まり、小生のトラベラーズノート熱は一気に冷めていきます。

ジブン手帳によるスケジュールとライフログの一元化と、モレスキンから始まった自由雑記の二本立てが完全に機能し、トラベラーズノートの入る余地がなくなったのが最大の理由です。
ただ、もうひとつ、見えないにせよ小生にとって重荷だったことがあります。

トラベラーズノートを「おしゃれに」使うことができなかったのです。

小生はあくまで、トラベラーズノートを「バインダー金具のないシステム手帳」として使用していました。
スケジュールが入って、メモが入って、名刺や小物が入って、ペンが入って──。
ただ、急速に流行りだしたトラベラーズノートを取り巻くカスタマイズの嵐に当てられ、そういう実用主義が「えらくかっこわるいもの」に思えてならなかったのです。

そんな小生が5年半ぶりに手にしたのが、トラベラーズファクトリーステーションにて限定発売されているステーションエディションです。



これでもか! と鉄道押しの大迫力箔押しで迫る革カバー。
触り心地も実に柔らかく、しっとりと手に馴染みます。

小生は憶えています。
5年間ろくに手入れもせずに使い続けていた初代トラベラーズノートの革が徐々に硬くなり、その手触りに悶々としていた日々のことを。
ノートは机上でぴったり180度開いて欲しいのに、カードホルダやその他アクセサリを満載したため文字が書きづらく、だんだんと記入すること自体が疎遠になっていった日々のことを。

この新しいトラベラーズノートは違います。
MD用紙の素晴らしさも、5年前の記憶よりさらに向上している気がします。適度なざらつきが快適な筆記感を生み、万年筆の潤沢なフローも懐深く受け止めてくれます。
そして、存外の喜びだったのは──



一緒に購入したブラス万年筆が想像以上の書き心地を持っていたことでした。

書きやすさを向上させるために、リフィルノート1冊だけのシンプルな構造にして、2日目からはカバーからゴム紐も抜いてしまいました。
これで筆記時に凸凹することもなく、180度ぺたりと開いて、気持ちよく筆記を楽しむことができます。

そう、シンプルでよかったのです。
欲しかったのは、持ち運びのときにノートが汚れたり折れたりしない軽量で手触りのいい革カバーと、万年筆や鉛筆、シャープペンシルで書いて快適な、机上にぺたりと180度開くノートだったのですから。
5年前の小生は、いったい何を臆していたのでしょうか。



というわけで、久しぶりにトラベラーズノートに戻って参りました。
もう気負うことなど何もありません。
ただゆるゆると、好きなことを好きなときに書き込むだけのノートとして使っていきます。
トラベラーズノートから一度は去った小生が、またトラベラーズノートに戻ってくる。
それもまた、小生にとって「旅」なのだと勝手に解釈して。

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2016年1月16日、土曜日。
NHK総合『超絶凄ワザ!』にて、実に興味深い番組が放送されました。
その名も「夢をかなえますSP 折れない赤鉛筆作って!」──実際の放映は「落下衝撃で芯が折れない赤鉛筆を作る」ことと「市販の赤鉛筆が折れないような鉛筆削りを作成する」ことの、二重のエピソードでした。
この時、「折れない鉛筆削り」に挑戦したのが、カール事務器株式会社です。

カール事務器は、日本初の手回し式鉛筆削りを発売した老舗です。実際に群を抜く高品質な製品を多数、世に送り出しています。
そのカール事務器が、限られた時間の中で試行錯誤を繰り返した「折れない赤鉛筆用鉛筆削り」への挑戦。

1)金属製のペンケースに6本の削られた赤鉛筆を入れる。
2)150センチメートルの高さから10回落とす。

「落下衝撃で芯が折れない赤鉛筆」(正確には「中心軸にずれがなく、軸である木と芯の間の隙間がないため中で折れにくい赤鉛筆」)を北星鉛筆に特注してもらった上での実験です。
結果は10回の落下で、2本の先端折れが発生しました。

番組を観ていた小生は「もういいだろう、これは無理だ」と思ったものです。
赤鉛筆の先端から出ている芯は、黒鉛と粘土を焼き固めた鉛筆のそれとは異なり、顔料と蝋や滑石などを混合したものです。柔らかいのです。缶ペンケースの中で当たって欠けても当然だと思うのです。

しかし、カール事務器は諦めていませんでした。
しかも、まさかの製品化です。
Anti-Break Color Pencilsharpener、その名も「XSHARPENER」。



ホームページには「限定販売数100個」とあります。
完全予約制です。
定価20,000円(税抜)。もうこれは鉛筆削りの(しかもこれは色鉛筆専用なのです!)価格ではありません。



中にはずらり、輝ける製品群が詰め込まれています。
中央に、XSHARPENER本体。
左には専用芯研器。
右には替刃ケース。
下には、推奨色鉛筆である三菱鉛筆のNo.2351朱が2本入っています。1本はカールカットに削られていて、もう一本は削られていない状態です。



本体は重厚で、見ていて惚れ惚れします。
まるでSF映画の小道具の一つのような──Appleではなく、SONYを連想させるデザイン。大河原邦男や宮武一貴を彷彿させるライン。



「見たことのある未来」からやって来た、未来の鉛筆削り──そんな印象があります。
替刃は貝印製です。



まずは1番ホール「プレカット」に色鉛筆を挿入します。
隙間、というものがほとんどありません。一切のブレがない、実にタイトな挿入口です。まるでピストンを押して空気を抜いているかのような、そんな手応えで奥まで差し込みます。
回転は実にスムースです。
回転軸にはB6701ZZベアリングをそれぞれ2個ずつ計4個格納し、回転のスムーズさと軸ブレを極力押さえ込んだ、と説明書にあります。
これは鉛筆削りの手応えではありません。まるで(想像の世界にある)精密機械の切削作業を手の中で行っているような、そんな錯覚に陥る滑らかさです。



ストッパーに触れて削り作業が完了すると、芯の出ていない台形の先端が発生します。
この後、芯を剥いていくわけです。



第2ホール「ファインカット」に先ほど削った色鉛筆を挿入します。
こちらはほんの数回、力を掛けることなくあっという間に仕上がります。



カールカットの完成です。



驚くほどの薄さで削りくずが発生しています。削りくずはおよそ0.17ミリメートルの薄さになるよう調整されています。



大人になると、赤鉛筆を使う機会も減るかと思います。
小生は小学生の息子がおりますので、XSHARPENERの活躍の場は日々存在します。
しかし、この削り味を毎度堪能できるかと思うと、息子だけではなく、小生の日常での使用頻度も上がりそうです。
これは凄い……あえて落下試験まではいたしませんが、日本の文房具技術の粋を見た思いです。



……中に2本入っているなら、あらかじめ新品を買う必要はありませんでしたね。まあどんどん使えばいいのですが。

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今日は東京都立産業貿易センター台東館で行われた紙博へ。
吃驚するほどの大賑わいで、子連れで冷やかしにきた小生はほとんど身動き取れず。



papertunesでオルゴールに勤しむのがやっと。ここは本当に心癒やされました。
自分の好きな位置にパンチで穴を開け、オリジナルのオルゴール譜面を作るという「紙巻きオルゴール」に、ダイノジも大興奮でした。

で。
ムスメに一瞬だけムスコを託し、とにかく人波を押し分けてブースを流し観して──結局購入に至ったのは、比較的お客様の列が少ない大手メーカーという体たらくで。



スタロジーでは、Smith池袋で品切れのため入手できていなかったEditor's Memo Padを購入です。



ハンディサイズの天面綴じメモで、無地と罫線と方眼があります。
メモを書いた後、マイクロミシン目で紙を切り離すと90×74ミリの紙片になるのですが、これの裏面天面部分に粘着層があって、切り離すと付箋として貼りつけることができるのです。
これは今までになかった発想ですね。切り取らなければメモ帳として残り、切り取った紙片は付箋として貼ることができるとは。
今後ちょっと活躍の場が拡がりそうな気がします。

それと、ライフのブースでは新製品であるマージンメモを3種購入しました。



マージンノートがまんまちっちゃくなった感があって可愛いですよね。
こちらもメモですので、切り離しができます。ただ天面ではなく、ノート同様左側に糊部分があって切り離しができるのが特徴です。
あの紙質でメモとはまた贅沢ぜいたく。

で。
今回の小生の「目に飛び込んできたで賞」はこちら。



BOX&NEEDLEのメモボックスです。



紙製の丈夫でお洒落な箱です。デザインはブースに並んでいるだけで10種類を超えていたかと思います。
蓋を開けると、これまたお洒落なメモ用紙が入っています。



小生くらいの目利きになると、「ここには5×3カードがぴったり入るな」とすぐに判ります。
事実、ぴったりです(中に入れたのはコレクトのC-531)。

そして恐ろしいことに、本場アメリカのmead製5×3カードは入りません(mead社の5×3カードは正しく5インチ/12.7センチ×3インチ/7.62ミリです)。



コレクトやライフの5×3カードは12.5センチ×7センチ。実はジャスト5×3インチではないのです。
なので、この箱はコレクト専用。いまうちにはライフ製カードがありませんので。

しかし、よもや5×3カードにジャストサイズの箱がこの世に存在したとは。
このメーカー、京都の老舗紙器メーカーによる紙箱専門店なんですね。
二子玉川にお店があるということですので、今度折を見てお伺いしてみようかと思っております。
もう2〜3個買ってくればよかったなあ、と。

全体をくまなく回ったわけでもなく、とにかく若い女性のパワーに圧倒されて帰ってきてしまったわけですが、そんな紙博の会期は4月15日(土曜日)と16日(日曜日)。
興味のある方、行って損はないと思います。ぜひ足を運んでみてください。


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うちのムスコ(ちいさいころから「ダイノジ」と呼んでいます)もこの春で小学5年生。
身体はでかくなりましたが、生活態度は相変わらずで。
きのうも筆箱を机上に放置していたので確認したら、鉛筆がごそっとなくなっておりました。
どこに行ってしまうのか本人も判らないようなので、根掘り葉掘り訊いたりはしません。
鉛筆と消しゴムは小学生にとって本当の意味での消耗品。
毎日使う、学校での相棒です。
それこそ日常的に手にして使うものですから、「なんでもいい」はずがありません。



我が家では現在、ダイノジにハイユニ2Bを削って渡しています。
ちびて使えなくなったものや折れてしまったものは交換し、自宅で鉛筆補助軸を使って使用します。
紛失してしまったものは仕方ないので、改めて新品を削って入れておきます。

日本製の鉛筆はどれも品質が高水準で、何を選んでも小学生が授業でノートを取る際に問題になるような製品はありません。技術的に成熟してしまった結果、JISマークの表示が不要であると業界内で判断されたほどです(JIS規格そのものは存在し、日本製の鉛筆はそれを厳格に守り製造されています)。
なので、別に三菱鉛筆でもトンボ鉛筆でも北星鉛筆でも、日本製であればどこでも構わないはずです。
でも、ダイノジは絵を描くのが好きで、授業以外でもいっぱい鉛筆を使います。
絵を描くとなると、やはりアート方面に性能を振った、ちょっといい鉛筆を使わせてあげたくなります。

日本で最高品質であるならば、それは紛れもなく世界で最高品質です。
ハイユニは日本が誇る世界の鉛筆です。
その滑らかさ、軸の質感、黒々とした筆跡──どれを取っても「子供の頃から肌で感じ取って欲しい最上級の心地よさ」なのです。

1ダース、ラスト1本。
そろそろ次を用意しておく必要があります。
でも次はモノ100を買ってきて与えるかもしれません。
そういう選択肢がある、ということ自体が「日本が豊かな証拠」だと思っていますから。

ハイユニもモノ100も、一本で140円(税抜)です。これを「たかが鉛筆一本に」「高い」と言って忌避してしまうのは本当にもったいないです。
わずか140円で、筆記距離50キロメートルの旅に出ることができるというのに。しかも高級サルーンの乗り心地に似たストレスフリーのロングドライブが楽しめるというのに。
そういう楽しみを、大人も、子供と共有して欲しいと思います。

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プロフィール
HN:
他故壁氏
HP:
性別:
男性
趣味:
文房具/小説/写真
自己紹介:
読み方:Tako Kabeuji
所属:ブング・ジャム
POWERTAC
Project T.A.C.
小説執筆時PN:楽光一
読み方:Tanoshi Kouichi
身長:168cm
体重:59kg
Twitter:takokabeuji
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