"【小説を書く】"カテゴリーの記事一覧
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いいかげん新作小説に着手しないといけませんね。
新年冒頭の挨拶でも語っているとおり、準備だけは整っているのです。
ただ、今回は残念ながら、物語のオチがまだ決まっていません。
主人公とヒロインはどうなってしまうのか?
作者にも落とし所がはっきりしないのです。
でもまあ。
書き出してしまおうかなあ、と思います。
悩んでいる時間がもったいないですし。
Macの前に座っていられる時間は限られています。
アイディアを出し、ThinkingPowerNotebookに書きつける作業は通勤途中でもできますが、実際の原稿は帰宅してからでないと書けないわけですし。
計画的にいかないといけません。
息子が小さいうちは、「休日に固めて書く」ということが不可能なのは当然です。
「なにしてんのー?」とそばまでやってきて膝に座ろうとよじ登ってきたり、「あーそーぼー!」と手を引っ張られたり。
もちろんそれはそれで嬉しいので、邪険にしたりはしませんが。
自分の時間は、息子が寝てからしか存在しません。
やっすいやつでいいから、モバイルノートが欲しい今日この頃です。
ポメラじゃ駄目なんですよ。最終的にテキストファイルには15万文字くらい入るわけですから……。 -
いいかげん錆びついてしまうので、新作小説に着手しようと思っています。
知人でもあり、小生の精神的な師匠のひとりでもある漫画家のむらかわみちおさんにも言われました。
「書かないと忘れちゃうよ?」と。
全くその通りだと思います。
誰も待っていないかもしれません。
それでも、研鑽を忘れては前進などしようもないわけです。
ただひたすら練習あるのみ、です。
小説を書く練習とは、即ち小説を書くことです。
どうしようもない駄作が出来上がるかもしれません。
その時はまた「読者」さまにお叱りをいただき、更なる先に進むのみ、です。
4月末までに、420枚でチャレンジです。
自分に〆切を課さないと何も出来ないひとなので、厳しい日程で考えています。
プロットは出来上がっています。
キャラクタも動き始めました。
おおまかな筋も浮かび上がっています。
あとは、本当に書けるかどうか、のみ。
頑張ります。
精神的に強くないと、こういう趣味はやっていられませんよね。
褒めてもらえることなど皆無なのですから。
それでも、「俺がこんなにつえぇのは、あたり前田のクラッカー!」で突っ切っていきますよ。
もっともっと強くなりたいです。精神的にも。肉体的にも。 -
この冬のまんが大会は「書類不備」で落選が決定しました。
おそらく合体封筒のどこかが記載ミス(もしくは記載漏れ)だったのでしょう。
だから、冬は一回休み。
もともと冬は準備期間が短く、長編を用意できないので、現時点ではむしろ胸をなで下ろしているのですが。
ただ、そういう小生の態度をおよめさんは良しとしていないみたいで。
「まんが大会が休みだからって、書く手を緩めちゃうと力ががくんと落ちちゃうから駄目よ。書きなさい」
うーむ。
確かに6月20日のこの報告以降、小説を書く作業はぱったりと止まっています。
この製作途中の作品は「提出先にこれでいい、というお墨付きが出なければ書く意味がない」作品です。
なので、ぶっちゃけここで凍結、とせざるを得ないのですよね。
なので。
この夏に今まで起こしてきたプロットを眺め、「今の自分ならどれが楽しく書けるか」という視点を中心に、改めてプロットを組み直しています。
これを書き出すための準備がまた難しい。
理想は「文庫本3冊完結」くらいの長さ。これはプロのスペックでは必須の条件ですよね。
文庫一冊で物語(納得のいく起承転結)は完結すべし。ただし、キャラクターパワーで続編を起こしていかねば「旨味」はない。
なので、三冊完結ではなく「一冊完結×エスカレートする続編」で長編プロットを組もうと思っています。
蘊蓄も深みも何もない、とにかくパワーとエスカレーションだけを目指す話。
それでいて、主人公たちがその中で成長し、物語をさらに加速させていくような話。
理想はそこですが──そこに至るだけの基礎設定とキャラクターパワーを生み出せるか否か。
ひさびさに燃えています。
だからこそ、冬のまんが大会を短編でお茶濁しせずに済んだことをむしろ感謝したいのです。
仕事と趣味の両立は難しいものがあります。
会社と家庭のこともまた然り。
でも、理解者がいて、読者がいるかぎり、作家・楽光一は止まってはいけないのだと思います。
アマチュアが何を勝手に吼えているのだ、と思われますよね。
でも。
表現して、それを目にして手にしていただく。
この喜びを知ってしまった人間は、そう簡単に諦めはしないんです。
ただ、準備に時間がかかるだけで……。