たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

コストのお話
文房具が好きで、文房具を買うわけですが。
「使わない文房具」「使えない文房具」は基本的には買いません。
使いたくて買うのですから、無駄にしているという感覚は皆無です。

もっとも、結果的に「買ったけど使わない文房具」は存在していて、その大半は家族や知人友人のもとで余生を過ごすことになります。
そうして取捨選択されていき、最終的に「愛用の文房具」が生まれていくわけですね。

仕事とプライヴェートでは、おのずと使う筆記具も変わってきます。
複写伝票、FAX用紙、その他ハードな使用パターンの多いデスクワークでは、書き味重視でアクロボールを。
逆にモレスキンライティングをメインに考えているプライヴェートでの相棒は、繊細でありながらすばらしい発色と優れた携帯性を発揮するハイテックCコレト4色軸です。

ただ。
このハイテックCコレト、恐ろしいほどにインキの減りが早いんですよね。
細いレフィルに減りやすいゲルインキ、しかも0.4は0.3に較べてインキ消費量も多いですし。

日常、日記としてモレスキンポケットに2ページの駄文を書きつけています。
ちょっと数えてみたら、平均して1ページに400文字くらいは書いているようです。
で、レフィル1本で20ページ書けることが判っています。
単純計算ですが、ハイテックCコレト0.4ミリのレフィル1本で8,000文字書けることになりますね。

あんまりにも消費が早いので、コストパフォーマンスの悪さにくらくらしそうです。
これが油性ボールペンだったら……ボトルインキを使用した万年筆だったら……でも、モレスキンの紙質に【色彩雫】が合わないのは実験済みですし、何よりこのハイテックCのアクアブルーの色は他に代え難いほど大好きなのです。

そうそう、もうひとつの選択肢として、オリジナルのハイテックCのアクアブルーを使う、という手があります。
ハイテックCコレトと違い、ハイテックCのインキ量は実用レヴェルです。そう簡単には減らないことも、経験上理解しています。
ただ困ったことに、コレトでは気にならないのに、オリジナルのハイテックCのパイプチップがどうしても苦手で、上手く書けない上にインキがなくなる前にチップを痛めて書けなくしてしまうんですよね。
なかなか上手くいかないものです。

替芯を買い込め!

で、結局レフィルを箱買いしました。
10本で1,050円。モレスキンポケットは192ページありますから、1箱でフォローできる計算ではあります(1本で20ページ書けるなら、10本あれば最後のページまで到達できますよね)。

でも。
1,088円で買った手帳を埋めるのに、筆記具で1,050円かかるってのはどういうことだ!
贅沢の極みか?(苦笑)

ちなみに、いっしょに写っているのはバインダーボールに換装するハイテックCスリムスのレフィルです。
210円するくせにこいつも8,000文字くらいしか書けないので、単純計算で言うと最もコストパフォーマンスの悪い替芯になります(苦笑)

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コメント

1. 無題

 コレトのアクアブルーはロットリングアートペンインクの青に似ています。
次点はパーカーペンマンサファイアで、これはぺんてるエナージェル青にも似ています。
けれど、アクアブルーとエナージェル青を並べて書くと似ていないふしぎ。

Re:無題

コレトのアクアブルーは色彩雫の【紺碧】と同じ色です。でもやっぱり万年筆のインキの「色の深さ」にはかなわないのですよね。
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