たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

春の新色は黄色で:ドットライナースティック
だんだんと春めいてきましたね。



近所の宅地造成予定地には、ブロッコリーの花が咲き乱れていました。
ここ、以前は畑だったんでしょうね。

さて。
黄色い花が咲き始めると、春らしいなあと個人的には感じるのです。
なので、新製品も限定色、黄色をチョイスしてみました。



コクヨのドットライナースティックです。
写真ではヘッドが下を向いてしまっていますが、実際には上が平らで、下が斜めの状態が正しい使用方向になります。

コクヨのテープのりシリーズ「ドットライナー」でも「貼った直後は粘着力が弱く貼り直しが効いて、数時間が経過すると強粘着に変化する」ドットライナーフィッツというシリーズがありまして、これは小生も愛用しているテープのりなのですが。
もしかしたら、このドットライナースティックは、小生にとってのベストバイになるかもしれません。

このブログでも何度か書いているのですが、小生のテープのりの評価基準は以下の3つです。

1)立てて置けること
2)再剥離が可能であること
3)キャップが分離しないこと

1)は、机上での使用を前提としたものです。
ごろごろしたものを転がしておくのが大嫌いなのです。すっ、と立っていて欲しい。さっと摘まんで使用して、またさっと立てて収納したいのです。

2)は、小生の個人的な運用上の理由です。
手帳やノートに紙片(レシートやメモ、5×3カードなど)を貼り込むのがメインの使用方法なので、貼り直しが効くというのは本当に嬉しいのです。

3)は、ずぼらな小生にはなくてはならない機能です。
なくしちゃうんですよね、キャップって。知らない間に。

手許にあるテープのりとしては、最も永く使っているドットライナースタンプが、1)と3)の機能を。
ドットライナーフィッツが2)と3)の機能を持っています。
ドットライナーフィッツは大好きなのですが、立たないので筆箱専用です。筆箱専用ということは、使用頻度が落ちる、ということでもあります。
そしてドットライナースタンプは再剥離ができません。再剥離ができないということは、メインの使用には耐えない(あるいは再剥離できないことを肝に銘じつつ慎重に運用する)ということです。

両者にない組み合わせを持つテープのりをラインナップに加えたことがあります。
トンボ鉛筆のPIT Retry-Cです。



PIT Retry-Cは、1)と2)の性能を持っています。
3)に目をつぶれば、机上での主役をドットライナースタンプから奪うことができる製品です。
でも。
テープの切れが今ひとつで、好みに合わないのです。切れずにのりがにゅーっと伸びてきてしまうことがあります。糸を引くのりは困ります。
あと、最終的な貼りつき強度がドットライナーフィッツより弱い、と感じました。封緘などに使用する際には注意が必要です。

今回新登場のドットライナースティックも、PIT Retry-C同様、1)と2)の性能を持ちます。
でも、ドットライナー特有ののり切れのよさがあります。



テープ幅は6ミリ。ドットライナーフィッツが7ミリだったので、細幅になりました。
テープトラブルがあって巻き直しなどを行う場合は、こうして引っこ抜くことになります。ただ、詰め替え式ではなく使い切りの製品で、カートリッジの別売りはありません。



のり切れはスムーズで、そこは安心のドットライナーシリーズです。
惜しむらくは、PIT Retry-Cのように、尾部にキャップを装着できないこと。
同社のスティックのり・プリットをイメージしているからだと思うのですが、小生はこのキャップをなくす自信があります。



円筒形になったことで、メリットとデメリットがあります。
メリットは、立てて置いたときの安定感と他の文房具との差別化。
そして、内部機構そのものが回転する、曲線貼りへの対応です。
デメリットは、大型化、でしょうか。
ドットライナーフィッツよりボディが大型化しました。
ドットライナーフィッツより巻きが減っているのも、残念な部分です。ドットライナーフィッツが8.5メートル巻き、ドットライナースティックが8メートル巻きです。

今のところ、卓上使用をこのドットライナースティックに切り替えるつもりでいます。
ただ、詰め替えがないことによる経済的な圧迫はあるので、悩むところではあります。
ドットライナースティックは180円(税抜)。
ドットライナーフィッツは本体240円、詰め替えが150円(ともに税抜)。
あと、キャップをなくしたら、と思うと……。
いずれにせよ、しばらく実戦投入です。

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