たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

SMART-TIP使いがフリクションボール3コラボモデルに買い換えねばならない3つの理由
おや、と思ったのは、FacebookでUNUS PRODUCT SERVICE.の中の人がこんなことを言っていたからです。

「パイロットとのコラボ商品である『FRIXION BALL3 SMART-TIP』は、現在市販しているUNUSのSMART-TIPの交換用ペン先を使うことが出来ない」

訊いてみると、ねじのピッチが違うのではめ替えることができないとのこと。
パイロットコラボ版は、チップが破損したらパイロットに修理品として提出する必要があります。

わざわざ仕様を変更しているのですから──必ずどこかが改良されているはず。
というか、改良点はすぐに思い浮かびました。
ぜったいアレだ!

改良点を確認すべく、パイロットコラボ版も購入して参りました。



左側、黒グリップが昨年から使っているUNUS版。
右側、グレーグリップが今回発売になったパイロットコラボ版。

▶買い換えねばならない理由1)カラーバリエーションが増えた


UNUS版は黒一色でした。
今回のパイロットコラボは、ブラック、グレー、ホワイト(ゴムチップはいずれも黒)が選択できます。
黒ばかりではつまらないですよね。二本目は色を変えてみたいものです。



写真ではちょっと判りにくいですが、左のUNUS版はゴムチップがつやつやしています。
右のパイロットコラボ版は対して、ざらざらした表面処理です。



左がUNUS版、右がパイロットコラボ版。
ねじの位置が異なるのが判りますでしょうか。
確かに、互いのボディに交換してはめようと思ってもピッチが合いません。

このパーツを変えた理由は、ふたつあります。

▶買い換えねばならない理由2)ペン芯のがたつきがなくなった

UNUS版のチップは、中に入っているペン芯を固定するインナーパーツのクリアランスがやや甘く、記入作業時にがたつきがありました。
純正のグリップを使っていればあり得ないことなので、最初はたいへん戸惑ったことを憶えています。
今でも、手帳などに細かく記入する際には障害になります。
しかし、今回のパイロットコラボ版では、このがたつきがなくなりました。
言ってみれば、今回のSMART-TIPは「導電技術はUNUS製、インナーパーツは純正」なのです。
これだけ取っても、買う価値は大変大きいです。



UNUS版はフリクションボール3用に設計されているので、今年になって発売されたフリクションボール4に使うことが出来ません。



このように、出ることは出るのですが、ペン芯をひっこめることが出来ずノブが動かなくなってしまうのです。
インナーパーツが、4本の芯を行き来させることを想定していないのですね。

ところが。



パイロットコラボ版は、フリクションボール4に装着しても使用することができます。ノックに支障は全くありません。

▶買い換えねばならない理由3)フリクションボール4に装着できる


ほら、買い換えない理由はなくなりましたよね。
より改良され、選択肢の広がったFRIXION BALL3 SMART-TIP。即戦力です!

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