たこぶろぐ

ブンボーグA(エース)他故壁氏が、文房具を中心に雑多な趣味を曖昧に語る適当なBlogです。

例えば安永航一郎が
面白い、と思うのはどういう部分なのか、ちょっと考えてみました。


まずは「絵」。このひとの絵はとにかく面白い。ここまで顔のアップが苦手な漫画家も少ないだろう、というくらい全身を描きたがる。

次に「奇想天外」。ストーリーらしきものはあるが、本質はそこにはない。スラップスティックともボケツッコミとも違う、彼独特のギャグセンス。
時に壮大に空回りするその様も素敵である。

そして何より「コネタ」。読者を選ぶ小ネタ、脱線ネタの数々。本当に安永航一郎とシンクロしていないと「まったくわけがわかりません」状態。
だからこそ、ハマると中毒性が高い。


どこか見習えるところはないか、と考えてみたり。
まずはキャラクタ。大抵において、主人公を喰うサブキャラが出てくる。あんまり見習ってはいけないのかもしれません(笑)
でも「魅力あるキャラはストーリーとともに成長していく」のもまた事実。暴れまくる安永キャラはうらやましい存在です。

次にストーリー。理屈を根底から否定した自由度の高い冗談まみれの世界観。あこがれます。
キャラクタたちが暴れやすいように適当に作られたのかと見まごうばかりの舞台設定。理屈もすべて笑いの対象となるその絶妙の配置。そして、結果的にまんがの進行と関係なくなる世界観、それもあり!

キャラが活きる。
ストーリーは副次的。
まずはキャラ!
その部分は勉強になります。マジで。

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