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新しいオレンズを入手して、ようやく内蔵芯の1本目を使い終わりましたので、再度検証です。
以前書いた「オレンズ問題」のオレンズとは別の時期に購入した、2本目のオレンズを使用しています。
結果から言えば、2本目のオレンズは次芯をきっちり装填できました。
100回くらいノックしましたので「もしや、また……」という嫌な予想も頭をよぎったのですが、今回は無事に使うことができそうです。
これで、1本目のオレンズの個体に問題があったか、あるいは小生の使用状況が悪かったかのいずれかが「オレンズ問題」の原因である、ということが判りました。
1本目のオレンズはどうしようかなあ。高価な0.2ミリ芯をぼきぼき折るわけにもいかないので、お客様相談室に連絡を取ってみましょうか……パイプが曲がっているのかなあ……。 -
検証不足の推測記事を書くことをお許し下さい。
真相をご存知の方、小生のこの記事が合っているか間違っているかをご指摘いただける方、ご連絡いただければ幸いです。
2月からアップルストア銀座のウインドウに飾られている、イエローペンシルのオブジェたち。
小生も噂を聞きつけ、観に行って参りました。
Macと、
iPad。
学生さんに買ってもらいたい、という趣旨の広告ですね。
よくもまあこんなにぎっしりと鉛筆を……ディクソンのタイコンデロガですよね、これ。
……待てよ。
鉛筆のロゴがいっさい見えてませんよね。
いま手許にタイコンデロガはないのですが、裏面ってロゴ印刷、まったく入っていないんでしたっけ?
消しゴム側ばかり見えていますが、切断面はぜったいに見せてくれません。
基部に欠けている部分があります。
これって、外周だけに鉛筆を使って、中は別の木材なのでは……?
というか、外側も本当に鉛筆なのか?
鉛筆を模した木材なのか?
消しゴムもよく出来ていますけど、本物なのか?
タイコンデロガを複製する、なんてことに意味はあるのか?
疑い出したらキリがありません。
撮った機材もiPhoneなので、これ以上寄ることも出来ず、解像度もここまで。
アップルストアの中のひとに訊くのもいいんですけど、まだそこには至っていません。
「莫迦言ってんじゃないよ、正真正銘の鉛筆だよ」って誰かに言ってもらいたくてたまらないのですが、どなたか小生の邪推を論破していただけませんか?
もちろん、中身が全部本物のタイコンデロガであろうとなかろうと、このオブジェの価値はまったく揺らぐことはないと思います。
揺らいでいるのは、こんなことに頭を悩ませている小生の認識だけです……orz -
味わい深いものです。
小生の愛する『文房具 知識と使いこなし』(市浦潤・著 新潮文庫)にも、アメリカンな文房具がたっぷり登場します。
日本の製品はスマートで高性能なものが多いですけど、アメリカンな文房具は大雑把で安っぽくて、だからこそ毎日まいにち消耗していっても惜しくない、思いっきり愛用できるものだったりするんですよね。
1980年代、まだまだアメリカは憧れの国でした。ヨーロッパのすました感じではなく、マッチョでパワフルなイメージのある、活気溢れる世界一の国、という印象。
こまけえことはいいんだよ! を地で行くお国柄だったような気がします。
そんなアメリカに憧れて、いろいろ試しては楽しんだものです。
で、21世紀。
アメリカは憧れの国ではなくなりました。
少なくとも、文房具に限って言えば。
日本の文房具の進化は間違いなく世界一で、それを中心に生活していると、なかなかアメリカン文房具が入り込む隙間はありません。
それでも、急に使いたくなる瞬間が訪れたりします。あの、ざらっとした紙の書き味が欲しくなるときがあるのです。
性能だけが心地よさではない、と身体が告げています。
オフィスに書類が舞い飛ぶ摩天楼! もうそんなものはないのかもしれません。パラレル世界の、80年代で進化の止まった「世界一の国」──そんな妄想を抱かせる、レトロとはちょっと違ったアメリカン文房具。
イエローペンシルとリーガルパッドさえあれば、気分はマンハッタン・オフィスワーカー! -
まだまだ知らないことがいっぱいあります。
他の方にとっては常識なのかもしれませんが……。
「縦線をひく場合は、手前から遠くに向かってひくのが正しいひき方。手首のブレが少ないためだ」
な、なんだってー!
「しかし、それほどの精密さを求めない場合は、上から下へ線をひいても、とくに差し支えはないようだ」
どっちだー!
縦線を引くときに「手前から奥(下から上)」なんて引き方、ついぞしたことがないですよ。
このほうがブレがない、と言いますが──事実でしょうか。
定規と紙は同じですが、筆記具を替えて線を引いてみました。
線以外にもいろいろこちゃこちゃ書かれていますが、これは隣のおよめさんと、わが息子ダイノジの進級書類を書くための案を練っていた名残です。本筋と関係なくてすみません。
奥から手前(上から下)という、自分にとっては従来からの引き方をすると、確かに長い線を引いている間に定規がずれてしまうことがあります。
手前から奥(下から上)で十数本、線を引いてみました。なるほど、従来通りのようなずれ、ブレはありません。引きにくいかな、という気はしますが、慣れでカバーできそうです。
そして想像以上に、筆記具が紙面にひっかかったりしないのですね。
これは予想外でした。紙面を押すようになるので、もっとつっかえたり抵抗が大きかったりするかと思ったのです。
鉛筆、シャープペン、油性ボールペン、水性ボールペン、どれもスムーズで問題がありません。
小生のもつペンで唯一ひっかかってまともに書けなかったのは、ユニボールシグノRT1の0.28ミリだけでした。
万年筆は構造上無理がありますので、試し書きには使っていません。日常でも万年筆で定規を使って直線を引く、という使用法はしたことがないので除外させていただきました。
もうちょっと練習してみて、慣れたらこの「手前から奥(下から上)」って引き方を常用してみようかと思います。
便利だと思うかどうかは、人それぞれということで……もしよろしければお試し下さいませ。
記事:「文房具虎の巻 使いこなしの基本と応用」(月刊『ビー・ツール・マガジン』1988年6月号より)
