"【小説を書く】"カテゴリーの記事一覧
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今年ももうすぐおしまいですね。
盆と正月、と言えば一般的な日本人にとって心安まるお休みの時期。
同人作家にとっては、季節労働者の如く厳しい〆切と戦う時期でもあります。
というわけで、今回もまんが大会用の新刊が刷り上がってきました。
12月30日(金曜日)東京ビックサイト西ホール、の-08b「Project T.A.C.」にて、新刊を頒布いたします。
タイトルは『解決タマモンが文房具で何でも解決する』。読み切り短編小説です。
300円(税なし)で宜しくお願い致します。
帯は自作ですが、つけるとグッと売り物っぽくなるから不思議です。
ここんところ、ずーっと文房具をメインの題材にした小説を書いて参りました。
前回、夏のまんが大会が『泣き虫ウエイトレス彩の目がぐるぐるする時、そこに文房具はあるのだ。』という小説でした。
その前の冬が『ペンアイランドへようこそ!』という小説で。
これで3冊連続の、文房具短編小説となります。
基本的に、どの作品も描いているのは「文房具を使う人間模様」です。
『ペンアイランドへようこそ!』は、大学生である主人公が大学の裏で見つけた文房具店で、ひとりの文房具好きの女子高校生と出会う話。
『泣き虫ウエイトレス彩の目がぐるぐるする時、そこには文房具があるのだ。』は、文房具好きの主人公が働く喫茶店に文房具を持ち込む客が現れて、いちいちその文房具に彼女が興奮して暴走する話。
そして今回の『解決タマモンが文房具で何でも解決する』では、中学二年の夏に主人公が遭遇するふたつの「運命の出会い」から始まる、彼女の成長とそれに寄り添う文房具の話です。
お時間ございましたら、ぜひ遊びに来て下さい。
宜しくお願い申し上げます。 -
というわけで、本日行って参りました。
東京ビッグサイト!
まんが大会に参戦です!
新刊『ペンアイランドへようこそ!』30冊持ち込み。
既刊『軌道天使アイリス』5冊持ち込み。
既刊『ドロカッパ!』5冊持ち込み。
既刊『タマシィガァル』5冊持ち込み。
しかしてその売り上げは!?
新刊『ペンアイランドへようこそ!』9冊販売、1冊寄贈。
既刊『軌道天使アイリス』4冊販売。
既刊『ドロカッパ!』2冊販売。
既刊『タマシィガァル』1冊販売。
こんなに売れたのは久しぶりです。やっぱり冬の方が創作小説は売れるのでしょうか。
本当に嬉しいです。涙ちょちょぎれそうです。
ビッグサイトの館内なのに西日が直撃するという好立地(!)だったせいかもしれません。
お越し頂きました皆様、本当にありがとうございました!
この趣味、続けて本当に良かったと思います。 -
新刊が刷り上がってまいりました。
Project T.A.C.初の文庫判です。
アマチュア小説家が憧れる冊子フォーマットNo. 1だと思うんですよね。文庫判って。
それも今では少部数で比較的安く作成できる時代になりました。
本当に嬉しいものです。
今回の小説は、短編オムニバス形式を取っています。
主人公・小太郎(コタロー)は大学一年生。上京し、都心で一人暮らしをする彼ですが、週に一度だけ、都下の校舎に授業を受けに来ます。
その大学の近くにある、古びた文房具店──串本文具店が物語の舞台です。
そこで出会った、文房具にうんちくを垂れる女子高校生・ペン子。
コタローは彼女の語り口にいちいち脳内ツッコミを入れながらも、自分が何気なく使っていた文房具を見つめ直します。
そこで起こる、意外な出会い──!
そんな、ゆるくてふわふわした、気楽に読み飛ばせる薄い本です。
文庫判で84ページしかありませんので。
頒価は300円です。
目次だけ公開しますね。
第1話 シャープ芯
第2話 ボールペン
第3話 ノート
第4話 消しゴム
第5話 手帳
第6話 フリクション
第7話 インク
ではみなさま、まんが大会で君と握手! -
昨日は拙サークルまでお越し頂きまして、誠にありがとうございます。
いやあ、やっぱり苦労して生んだものを手売りする瞬間って、最高ですよね!
というわけで、やって参りましたビッグサイト。
最近では国際展示場よりもお台場への出没頻度が高いので、何となく懐かしい感じもします。
行きがけにおよめさんがグロッキーでリタイヤしましたので、今回はシングル参加です。
入場が9時ぎりぎりで、荷物を中で受け取ることができませんでした。
なので、10時の会場から再設営の間、1時間も店頭がからっぽの状態に。
まあ、もっともお客様はほとんどいらっしゃいません。実際、何の問題もありませんでした。
ようやくセット完了です。
ここからは午前中、顔見知りの訪問がちらほら。
でも、それでおしまいです。
暇な時間が流れていきます。
むしあついです。
午後はまったく見知らぬお客様に、試し読みをしていただく機会がありました。
本当に嬉しい瞬間です。
お買い求めに繋がらないことがほとんどなのですが、まったくの無名の素人作家の本を手に取る、その行為自体がたいへんレアなことだと思っています。
自分のことを振り返れば判ります。よほどのことがない限り、素人の創作小説を手に取ろうとは思わないですから。
帰りはヤマト便を出す列が尋常でない伸びを見せていたので、普段なら閉会までいるところを1時間早めに撤退です。
たいへん心地よい疲れを身体じゅうに感じながら、ゆりかもめに揺られて帰途に就きました。
いやあ、本当に創作っていいですよね。
この趣味だけはやめられません。
文房具は、この創作を支えるための道具です。
だから小生にとって文房具を購入するということは、蒐集でも品評でもなく、それを使って何かを生み出すことです。
右手の相棒を探す旅は続きます。
そして、その相棒を使って何かを生み出すこともまた、永遠に続いていくのです。 -
しかし、脱稿が7月29日(水曜日)で。
オンライン入稿が7月31日(金曜日)で。
それでいて、こうして同人誌が刷り上がって到着したのが8月4日(火曜日)で。
えーと。
一週間経ってませんね。
というわけで、無事に新刊が出せました。
8月14日(土曜日)東地区“へ“ブロック-18b「Project T.A.C.+栗もなか」、新刊あります! オリジナル小説です!
予告通り、宇宙怪獣と戦う少女たちの物語となりました。
タイトルは『軌道天使アイリス』。もうゴロもばっちりですよ!
オフセットA5判118ページ、頒価200円(税込)でお願い致します。
大赤字ですが、やっぱり一冊200円以上はお願いできません……。
では皆様、ビッグサイトでぼくと握手!