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うちにあるブング・ジャムの備品を文具王宅に送ろうと思って、捨てる寸前だったAmazonの段ボールを引っ張り出して。
補強のために、ほぼ愛用と化しているふたつの両面テープを使って開いた段ボールを再び箱に戻す作業をしておりました。
ひとつは、コクヨのラクハリ。
もうひとつは、プラスのノリノハイパー。
いずれも、剥離紙の要らない強力両面テープとして便利グッズの上位に入る製品です。
それが、まあ。
こんな体たらくで。
ラクハリも。
ノリノハイパーも。
糊が転写されるはずが、積層された段ボールが剥がれてリール内に戻ってしまったんですね。
完全に死亡です。カートリッジは、もう役に立ちません。
こういうことがあると想像しておくべきでした。
次回からは紙テープを手で剥離するタイプを使うか、Scotchの秒速封かんのりを使います。
得手不得手を理解して、使い分けていきましょう! -
なかなか子供たちの相手をしていると自由な時間は持てないものですが、日曜日の午後、予期せずぽっかりと時間ができまして。
これはチャンスだ! 雑司ヶ谷に行かなくちゃ!
そう、9月20日はブングテン20の開催日だったのです。
子供たちを見ている日なので参加も閲覧も難しいかと諦めかけていたのですが、何とか駆け込みでお伺いできました。
ブングテンも早いもので、もう20回目です。
今回は展示はシャープペンシル多め、若い男子多め、過去の歴史の展示もあって変化に富んだ内容だったかと思います。
でも、時間がないので一巡だけして、別会場へ。
今回の目玉はこれです。
今年もきました! OKB(お気に入りボールペン)48総選挙!
第5回の初っぱなの握手会が、ここブングテン20で開催されたのです。
詳細はこちらのホームページへ。
握手会(実際に48本のボールペンを試し書きして投票する)だけでなく、Web投票も例年通り開催されています。
で。
こちらの握手会で今回試したのが、公式劇場(マルマンのニーモシネが試し書き用紙として会場に設置されています)ではなく、自分のお気に入りのノートに試し書きをすること。
持ち込んだのはこちら。
パイロットのコレトノートです。
未だにホームページ等には掲載がないのですが、先行発売なのでしょうか。伊東屋池袋店で購入したA5判のノートです。
パイロットオリジナル手帳用紙は、目に優しいクリーム紙。
罫の種類は横罫、5ミリ方眼、無地(ラインを引くための外枠ガイドあり)、プロジェクト(タイトル欄とデータ欄が上部に設けられている5ミリ方眼)と4タイプがありました。
小生は迷わず5ミリ方眼を購入。
オリジナル手帳用紙、ということはパイロットの高級ダイアリー手帳「オーディナル」と同じ紙ということになりますが、手許にある2010年のオーディナルよりも僅かに厚いような印象があります。
オーディナルは2011年までは愛用していた手帳だったのですが、パイロットの手帳なのに万年筆でインキが裏抜けするというマイナス面があり、ジブン手帳出現時に見切りをつけて乗り換えてしまった経緯があります。
あのときと同じ用紙であれば、万年筆のインキは抜けるはず──
──まったく抜けていません。
細字だけでなく、万年筆史上もっとも裏抜けすると言われる中字+ブルーブラックでも問題ありません。
あれから5年が経過し、用紙も改良を加えられたのですね。これからは、オーディナルも安心して万年筆派の皆様にお勧めできそうです。
というわけで、コレトノートを使って試し書き48本を行って参りました。
もちろん、筆ボールでも裏抜けなし! コレトノート実によし!
結果として、「このノートに合う5本」を選出して投票して参りました。
久々に楽しいライティングタイムを過ごすことができました。
ペンと紙、互いにその相性を理解して、楽しく書いて参りましょう。
みなさまもOKB48、宜しくお願い申し上げます。
ペンと紙の相性って、なかなか試す機会がないと思うのです。これから握手会が全国の文房具店店頭で開催されると思いますが、そういう機会にぜひお試し下さい。 -
ブログ用に写真を撮る場合、さくっと撮るときとじっくり撮るときがありまして。
さくっと撮るときはiPhoneで撮っちゃうのですが、じっくり撮るときは一眼を使います。
うちの愛機はSONYのα65。これに30ミリマクロをつけ、三脚に立てて可能な限り絞って撮るのですが。
カメラ内部に入ったホコリがもうどうにも素人には手に負えない状況で。
なので、秋葉原までてくてく出かけていきました。
SONYのサービスステーションです。
先に電話予約しておいたので、受付はスムーズでした。
カメラを預け、一時間後に受け取りの約束をして、あとはすぐ横の2k540をぶらぶら。
クリーニング完了時刻に受け取りに戻りました。
3,000円(税抜)で綺麗になって帰って来た愛機。
ホコリの侵入はどうにも防げないわけですが、こうしてメンテナンスしてあげることで、また活躍してもらえるわけです。
がんばれα65! 君をそうそう買い換える余裕はないんだ我が家は! -
さて、拙たこぶろぐと永くおつき合いいただいている方ならもうご存知かと思いますが。
小生は子供の頃、keepという消しゴムを永くメインで使っておりました。
あまり東京都の店舗では見かけない消しゴムですが、静岡県と九州の一部ではソウル消しゴムとして親しまれている製品です。
これが好きすぎて、でも東京ではなかなか手に入らなくて──などといろいろなところで話しておりましたら、親切な友人が小生にプレゼントをしてくれました。
現在販売されている3サイズと、古文具としてのkeep。
現在でも60円、100円、200円の3サイズは入手可能です。
写真の右にある150円がデッドストックですね。
並べてみると、パッケージが焼けている以外にも表記が異なっていて面白いですね。
一番上に置いた150円タイプは、まだこの世にバーコードリーダーによるPOS商品管理がなかった時代のものだと推測できます。
60円、100円、200円のタイプは、並び順こそ違えど(裏面に紙マークがあったり、注意文の位置が異なったり)同じ表記で統一されています。
……おや?
200円タイプには、60円や100円タイプには見られなかったクリーンマークがありますね(「MAED IN JAPAN」にはあえて突っ込まないでおきましょう)。
200円タイプは今回はじめて入手したのですが、keepには今の今までkeepはクリーンマークがない(=日本字消工業会とは関わりがない)と思い込んでいました。
現行品にクリーンマークがあるなら、これでその製造工場が特定……あれ?
クリーンマークNo.15?
会員No.01 株式会社シード
会員No.02 有限会社アミン
会員No.06 ヒノデワシ株式会社
会員No.07 株式会社ヤジマ
会員No.10 株式会社ヤマヤス
会員No.11 ラビット株式会社
会員No.13 ぺんてる株式会社
現在、会員No.15は日本字消工業会のホームページには記載されていません。
ちょっとググってみたのですが、ズバリ当たるデータはインターネット上にはないようです。
むむっ。
謎が謎呼ぶkeep!
このネタについては、またゆっくりと調べてみようかと思います。 -
ブンキョウ・ブングジャムでも話題に出た「素早く2色ボールペンの色を変えるには」ですが。
つまりは、こういう「ペン先が平行に並んでいるペンを使うと、くるっと回す距離やアクションがぐっと減って素早く別の色が使える」ということですけど。
これと同じことが、フリクションにも言えませんかね。
おしりのラバーを使うためにくるっと回すの、けっこう手間掛かって面倒くさくないですか?
要は、こういうことです。
一枚目の写真のニコペンみたいに、フリクションボールスリム0.38が2本平行で並んでいて、こう縦に積んでるみたいな形になればな、と。
違いがあるとすれば、2色ボールペンとしてではなくて──
クイックラバー(素早く消去)型になるという。
名づけて「フリクションパラレル」!
でもまあ、こういうのは「改造」とか「新提案」とか言わないですよね。パクリというかインスパイアというか、とにかく元ネタもありますしね。
小生独自の発想ではありません。
しかも、「皆様もいかがですか」とも言いにくいですね。なので、直感的に「これ便利そうだ!」と言う方のみ、自己責任でお試し下さい。小生はやや乱暴に瞬間接着剤でくっつけてしまいましたが、もっとエレガントなやりかたもあると思いますので。